もじりあにさんのページ 復刊リクエスト投票 森嶋通夫著作集7「マルクスの経済学」 【著者】森嶋通夫 数理経済学には、日本のお家芸ともいえるほど優れた学者がたくさんいます。森嶋通夫もその一人ですが、その業績に比べて多くの人に知られていないのが現状ではないでしょうか。 主著ともいえる「マルクスの経済学」はすでに絶版となっており、図書館で借りるしか読む機会がありません。マルクスの理論を数理経済学(あるいは主流派経済学)からアプローチした研究は少なく、しかも本書はマルクスの理論が妥当するにはどのような条件が必要かを批判的に検討し、それを明確に説明しています。 不況あるいは格差の拡大が問題になるたびマルクスが見直されますが、マルクスの理論にはどのような限界があるのか、現在抱える問題にどう有効なのか、森嶋の著作から大きな示唆を得ることが可能です。 森嶋を埋もれさせるのはあまりにも惜しい。ぜひ著作集から独立して復刊させてほしいと思います。ただし岩波オンデマンドブックスでは高価なため、できれば文庫での復刊を希望します。(2016/01/20) 純粋理性批判 【著者】カント 高峯一愚訳 最近、熊野純彦氏が「純粋理性批判」の新訳を出版したが、氏が以前何かの本で「定評ある高峯訳」と述べていた。 近県の図書館で一読したが、読みやすかったという印象がある。手に入りやすい値段で復刊して欲しい。(2013/04/23)
復刊リクエスト投票
森嶋通夫著作集7「マルクスの経済学」
【著者】森嶋通夫
主著ともいえる「マルクスの経済学」はすでに絶版となっており、図書館で借りるしか読む機会がありません。マルクスの理論を数理経済学(あるいは主流派経済学)からアプローチした研究は少なく、しかも本書はマルクスの理論が妥当するにはどのような条件が必要かを批判的に検討し、それを明確に説明しています。
不況あるいは格差の拡大が問題になるたびマルクスが見直されますが、マルクスの理論にはどのような限界があるのか、現在抱える問題にどう有効なのか、森嶋の著作から大きな示唆を得ることが可能です。
森嶋を埋もれさせるのはあまりにも惜しい。ぜひ著作集から独立して復刊させてほしいと思います。ただし岩波オンデマンドブックスでは高価なため、できれば文庫での復刊を希望します。(2016/01/20)
純粋理性批判
【著者】カント 高峯一愚訳
近県の図書館で一読したが、読みやすかったという印象がある。手に入りやすい値段で復刊して欲しい。(2013/04/23)