タナコさんのページ 復刊リクエスト投票 壊滅 【著者】ゾラ ゾラの『ルーゴン・マッカール叢書』の集大成であり、事実上のクライマックスです。 叢書内のどの本も、単体でも面白いですが、すべてはこのパリ・コミューンの崩壊、普仏戦争、第二帝政の終焉へと繋がる話です。 この巻も単体でも非常に面白いです。 主人公のジャン・マッカールの実直さ、戦地で出会った無二の親友とその悲しい顛末。戦場と言う極限状態で、個々の登場人物が見せるの勇気、友情、愛情、慈愛、情けなど、心打たれる場面が多々あります。 著名な『居酒屋』や『ナナ』に触れて叢書に興味を持った方に是非勧めたいのです。特に『ナナ』の結末の描写はこの普仏戦争の開戦を示唆するものです。 市場にまったく出回っておらず触れる機会がなかなかないです。適正価格で手に入るようになったら、沢山買って友人や図書館に配り倒したいくらい好きです。(2022/08/14) ルーゴンマッカール叢書 【著者】エミールゾラ 叢書内で1番面白いと言える『プラッサンの征服』と『壊滅』(2つになってしまった)は古本の値段が数万円まであがり手に入れにくくなった。 少しでもゾラに興味を持った人に絶対紹介したい作品なのに、価格故に買うことも勧められない上、これまた価格故に図書館でも仕入れられない。 適正価格で復刊してほしい。(2022/08/14) ルーゴン家の誕生 【著者】エミール・ゾラ ゾラのマスターピースとも言える『ルーゴン・マッカール叢書』の第一巻で、叢書内の登場人物たちの顔見せ的作品。 私は叢書内では他作品をいくつか読んでからこの第1巻に触れたが、十二分に面白かった。 特に叢書の最終巻である『パスカル博士』を読む予定ならば必読。 これから叢書を読みたいと思う人に是非触れてほしい作品であるが、なかなか手に入りにくい上、図書館でも所蔵している自治体は少ないので、是非復刊してほしい。(2022/08/14) ごった煮 【著者】エミール ゾラ 叢書内の『ボヌール・デ・ダム百貨店』の前編とも言える作品。 『ボヌール〜』の方はフィクションながらもフランスの文化史上においても百貨店の誕生を臨場的に理解するためにも読む価値が高く、その主人公をより深く理解するためにも読みたい作品。 市場になかなか出回らず、あっても価格が高騰しすぎているので、是非適正価格で復刊を望む。(2022/08/14) プラッサンの征服 【著者】エミール・ゾラ ゾラの『ルーゴン・マッカール叢書』の中の傑作にも関わらず、現在は市場にほぼ出回っておらず、中古本の価格は悪質なほど高騰している。 本来の値段も4,000円台と安いものではないが、国内に少なくなく存在するゾラファンからすれば適正価格で復刊さえすれば即買いの代物。 世間では入手のし易さも相まって『居酒屋』ばかりが有名だが、私としてはゾラの魅力をより伝えたい時はこちらの巻をすすめたい。 しかし市場で手に入れるのが非現実的であることに加え、所蔵している図書館すら少ない。 『ルーゴン・マッカール叢書』へのアクセシビリティを上げ、その魅力を知ってもらうためにも、是非復刊していただきたい作品。(2022/08/14)
復刊リクエスト投票
壊滅
【著者】ゾラ
叢書内のどの本も、単体でも面白いですが、すべてはこのパリ・コミューンの崩壊、普仏戦争、第二帝政の終焉へと繋がる話です。
この巻も単体でも非常に面白いです。
主人公のジャン・マッカールの実直さ、戦地で出会った無二の親友とその悲しい顛末。戦場と言う極限状態で、個々の登場人物が見せるの勇気、友情、愛情、慈愛、情けなど、心打たれる場面が多々あります。
著名な『居酒屋』や『ナナ』に触れて叢書に興味を持った方に是非勧めたいのです。特に『ナナ』の結末の描写はこの普仏戦争の開戦を示唆するものです。
市場にまったく出回っておらず触れる機会がなかなかないです。適正価格で手に入るようになったら、沢山買って友人や図書館に配り倒したいくらい好きです。(2022/08/14)
ルーゴンマッカール叢書
【著者】エミールゾラ
少しでもゾラに興味を持った人に絶対紹介したい作品なのに、価格故に買うことも勧められない上、これまた価格故に図書館でも仕入れられない。
適正価格で復刊してほしい。(2022/08/14)
ルーゴン家の誕生
【著者】エミール・ゾラ
私は叢書内では他作品をいくつか読んでからこの第1巻に触れたが、十二分に面白かった。
特に叢書の最終巻である『パスカル博士』を読む予定ならば必読。
これから叢書を読みたいと思う人に是非触れてほしい作品であるが、なかなか手に入りにくい上、図書館でも所蔵している自治体は少ないので、是非復刊してほしい。(2022/08/14)
ごった煮
【著者】エミール ゾラ
『ボヌール〜』の方はフィクションながらもフランスの文化史上においても百貨店の誕生を臨場的に理解するためにも読む価値が高く、その主人公をより深く理解するためにも読みたい作品。
市場になかなか出回らず、あっても価格が高騰しすぎているので、是非適正価格で復刊を望む。(2022/08/14)
プラッサンの征服
【著者】エミール・ゾラ
本来の値段も4,000円台と安いものではないが、国内に少なくなく存在するゾラファンからすれば適正価格で復刊さえすれば即買いの代物。
世間では入手のし易さも相まって『居酒屋』ばかりが有名だが、私としてはゾラの魅力をより伝えたい時はこちらの巻をすすめたい。
しかし市場で手に入れるのが非現実的であることに加え、所蔵している図書館すら少ない。
『ルーゴン・マッカール叢書』へのアクセシビリティを上げ、その魅力を知ってもらうためにも、是非復刊していただきたい作品。(2022/08/14)