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• 機動戦艦ナデシコ　プリンス・オブ・ダークネス（上・下）

  【著者】佐藤竜雄

  劇場版は全体的に中途半端な出来だったと言える。
  ストーリーは中途半端であり、終わり方も中途半端。
  キャラクター達の心理描写なども少なく、アキトと北辰の戦闘描写さえ全く足りていない。
  まぁ、時間の関係上、仕方の無いことなのかもしれないが。
  そこで、小説版に期待した。小説ならば不可能だったキャラクター達の心理描写をしっかり書き、上手くいけばもっと完全な形で終える事が可能かもしれないと思ったからだ。
  が、それが何だ。生産中止とは、あんまりではないか。
  AからBへの予告で書くと言っていながら、ファンの期待を裏切り、小説まで中途半端に終わった。
  しかし、このまま終わるのは許されないと思う。自分も小説を書く身、一度始めた作品は、完結させるのが筋というものだと思うのだが、
  如何だろう？
  
  最後に。
  色々言いましたが、私は非常に復刊に期待しています。
  ナデシコは私の大好きな作品です。何卒、宜しく御願いします。(2004/11/23)