よにちさんのページ
レビュー
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銀河英雄伝説外伝 黄金の翼 [生原稿ver.]
勁烈たるアイスブルー
本書のオリジナルが「銀河英雄伝説」を知った原点でした。
リュウを買っていたことで道原先生を知り、ある日「お、新刊が出てる」と手に取ったのです。いや嵌りましたね。
私にとって「勁烈たる蒼氷色(アイスブルー)の瞳」でイメージされるのは、オリジナルの表紙(本書の2頁3頁)もしくはキルヒアイスとの出会いシーン(本書の33頁)でしょうか。
勁いプライドと、烈しいまでに敵味方を選別し有能か無能なのかを見定める瞳。
「こんな少年たちがどうなるかの原作が既に7巻も出てる?ヤンて誰?ちょっと出てたヤツか?」
次の日には原作買って、むさぼるように読みましたね。
私が本書の推しとするのが、
オリジナルを未読の方には、少年の日のラインハルトとキルヒアイスが見れて、宇宙を手に入れるという望みを抱くに至ったかを垣間見れること。
あとは眼差し。道原先生は眼差しの書き方はすごい。
オリジナルを且つて読んだ方には、B5の迫力!と「黄金の翼小説版」がついていて、道原先生へのQ&Aがあることですかね。
田中先生。手描きコメント・・・ずるいですよ?
思わず小学校の卒業アルバムや文集を探し出してみるくらいのインパクトがありました。(2022/11/20)
復刊リクエスト投票
ノリ・メ・タンゲレ
【著者】道原かつみ
原本(昭和59年)はありますが経年劣化により変色もあります。
ユダに対する見方が変わったのは、この本だったか?
ユダのいけないブロマイド、を新作でお願いしたい(笑(2022/10/16)