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• キャメル

  【著者】宮谷一彦

  今まで見てきた漫画やアニメ
  俺の出会ったもので空想と夢の世界にいざなうものは数あれど
  身を震わせるほどのリアリティを持つものはこれまでなかった。
  この「キャメル」を知るまでは・・
  
  子供の頃に出会っていたら「怖くて気持ちが悪い」とひとことに片付け、深く考えることをせずただ何よりも早く記憶からなくすことだけを願ったかもしれない
  しかし、世の中を広く見聞きし多くを知ってしまった今は違う
  これは空想に留まらず近い未来に現実に起こりえるシミュレーションのひとつだと思える
  むしろ、現在進行中なのかもしれないとすら・・
  
  物語が完結していないところが非常に残念です(2005/03/10)