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• 栄光のポンコツ車

  【著者】ブルース・カーター/作 斎藤伯好/訳 伊藤悌夫/画

  小学生の頃読みました。
  うろ覚えですが、確か、既に現役ではないクラシックレースカー・ベントレーで、モダンレーシングカー相手に世界三大レースに数えられるルマン24時間レースに打って出て、なんと互角以上の善戦を繰り広げ紆余曲折の果てに…
  という内容だったと記憶しています。
  
  主人公たちのうらびれた人生を象徴するかのような時代遅れのクラシックカーと、それをレースに出す事で人生の一発逆転を狙うかのようなドラマ。
  
  軽合金製の新型レーシングカーを否定するかのような表現がある反面、ベントレーのブレーキ強化に最新技術のディスクブレーキを導入するなど、子供向けには必要ないような技術的描写もあったように思います。
  
  手に汗握るレースシーンをもう一度ぜひ！(2012/06/14)