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• 侍　市川雷蔵その人と芸

  【著者】ノーベル書房

  彼のような役者（あえて役者と言います）大根だ、へたくそだとか、とかくの評判を持つ彼がそのカラーのまま長い間看板を張れたのも、あの美貌ゆえ、彼ほどのある種色気を持った人は彼以降は見かけないように思います。芸と言うほどの芸としては私自身も余り評価はしていませんがそれを差し引いてもなお、魅力が勝るということなんだと思います。(2002/10/04)