dark universeさんのページ 復刊リクエスト投票 何かが空を飛んでいる 【著者】稲生平太郎 この本はものすごい名著である。UFO、宇宙人、幽霊、様々な怪生物、妖精等々との遭遇事例やそれらによる誘拐事例などを全く新しい観点から考察している。その「観点」たるや、どんなホラーよりも一億倍も恐ろしい。真剣に読むなら人間の認識とはいったい何なのか、そもそも世界とはいったい何なのかわからなくなること請け合いだ。この本は上記のような不気味な出来事には外宇宙から来た存在など一切関わっていないという点に立脚している。外宇宙などというものはこの本が提示する本当に恐ろしい、不可知な「外部」からしたら裏庭のように親しみやすいものでしかない。この本を読むということは現実と幻想の裂け目に落ち込むことなのだ。永遠に。物理的宇宙などというものは全くわかりやすい世界に過ぎない。そんなものは本物の宇宙ではない。私はこの本を読んではじめてそういうことを考えるようになった。数々のSFが提示してきた「科学的」世界観などというものは全くの「真実」の前では児戯に等しいのかもしれない。ともあれ、この衝撃的な本だけは復刊しなければなりません。(2006/04/11) 創作子どもSF全集 全20巻 【著者】豊田有恒 光瀬龍 福島正実 矢野徹 砂田弘他 30年前に、しかも子供に読ませるために編まれた全集としては考えられないほどクールな内容が素晴らしい。特に「コンピューター人間」「砂のあした」「遠くまでゆく日」の3冊には深い影響を受けた。思い出すだけで痺れるほどの感動がよみがえってくる。挿絵の素晴らしさは全く比類が無い。完全なる芸術作品である。現代芸術の歴史の一ページを明らかに占めている。最も復刊すべき書籍のひとつであろう。(2005/10/05)
復刊リクエスト投票
何かが空を飛んでいる
【著者】稲生平太郎
UFO、宇宙人、幽霊、様々な怪生物、妖精等々との遭遇事例やそれらによる誘拐事例などを全く新しい観点から考察している。その「観点」たるや、どんなホラーよりも
一億倍も恐ろしい。
真剣に読むなら人間の認識とはいったい何なのか、そもそも
世界とはいったい何なのかわからなくなること請け合いだ。
この本は上記のような不気味な出来事には外宇宙から来た存在など一切関わっていないという点に立脚している。
外宇宙などというものはこの本が提示する本当に恐ろしい、不可知な「外部」からしたら裏庭のように親しみやすいものでしかない。この本を読むということは現実と幻想の裂け目に落ち込むことなのだ。永遠に。物理的宇宙などというものは全くわかりやすい世界に過ぎない。そんなものは本物の宇宙ではない。
私はこの本を読んではじめてそういうことを考えるようになった。数々のSFが提示してきた「科学的」世界観などというものは全くの「真実」の前では児戯に等しいのかもしれない。ともあれ、この衝撃的な本だけは復刊しなければなりません。(2006/04/11)
創作子どもSF全集 全20巻
【著者】豊田有恒 光瀬龍 福島正実 矢野徹 砂田弘他
最も復刊すべき書籍のひとつであろう。(2005/10/05)