hzさんのページ 復刊リクエスト投票 したたかな敗者たち 【著者】近藤紘一 近藤氏の目で見た世界を読みたい!!氏の本に出会ったのは去年くらいで、なんでもっと早く読まなかったかなーと少々悔しい思いもしています。ぜひぜひ復刊して下さい。(2003/05/10) 妻と娘の国へ行った特派員 【著者】近藤紘一 古本屋で何気なく手に取った『サイゴンの一番長い日』で初めて近藤紘一氏に出会いました。それから一気に『パリへ行った妻と娘』までの3部作を読破、とても面白く、もう近藤氏も奥様も娘さんも、それから彼等を取り巻く人々も、そしてその土地までも、まるで直接見知っているかのように私の中で息づいています。近藤氏の文章は軽妙で、飄々としていますが、心の暗い面からも目を逸らさず、等分に描いているところが魅力的です。しかもドロドロしない。当たり前のことのように、さらりと描き出す。それは時に冷徹なまでに客観的な視線であったりもします。ですが、そこに、人間の持つ陰陽をまるごと愛することのできる、懐の深さを感じます。だからこそ、これほどまでに人間臭く生々しい、魅力的な世界を描き出すことができたのだと思います。近藤氏の目が見つめた世界をもっと読みたい。亡くなってしまっている今、残された文章でしか氏の見た魅力的な世界を感じることができません。一刻も早く復刊されることを望みます。(2003/05/10)
復刊リクエスト投票
したたかな敗者たち
【著者】近藤紘一
氏の本に出会ったのは去年くらいで、なんでもっと早く読まな
かったかなーと少々悔しい思いもしています。
ぜひぜひ復刊して下さい。(2003/05/10)
妻と娘の国へ行った特派員
【著者】近藤紘一
近藤紘一氏に出会いました。それから一気に『パリへ行った妻と
娘』までの3部作を読破、とても面白く、もう近藤氏も奥様も娘さ
んも、それから彼等を取り巻く人々も、そしてその土地までも、
まるで直接見知っているかのように私の中で息づいています。
近藤氏の文章は軽妙で、飄々としていますが、心の暗い面からも
目を逸らさず、等分に描いているところが魅力的です。しかもド
ロドロしない。当たり前のことのように、さらりと描き出す。そ
れは時に冷徹なまでに客観的な視線であったりもします。
ですが、そこに、人間の持つ陰陽をまるごと愛することのでき
る、懐の深さを感じます。
だからこそ、これほどまでに人間臭く生々しい、魅力的な世界を
描き出すことができたのだと思います。
近藤氏の目が見つめた世界をもっと読みたい。亡くなってしまっ
ている今、残された文章でしか氏の見た魅力的な世界を感じるこ
とができません。一刻も早く復刊されることを望みます。(2003/05/10)