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• すいか　シナリオBOOK

  【著者】木皿泉／山田あかね

  「いて、よし！」
  
  自分が『すいか』という作品から受け取ったのは、
  どんな人間でもここにいていいんだ、という肯定感です。
  でもそれはただ楽観的なものではなくて、
  生きるうえで避けられない厳しさや哀しさを踏まえつつ、
  でもなんとかやっていこうぜ、という
  タフでしたたかなものです。
  めちゃめちゃ安直な言い方ですが、
  人生を諦めてしまいそうなときに
  ふっと支えになってくれる、
  そんな言葉が山ほど見つかる物語です。
  放送からずいぶん経っていますが、今だからこそ
  もっとたくさんの人に求められる作品だと思います。(2013/01/24)