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• サバンナの二つの星

  【著者】草山万兎

  アフリカサバンナを舞台に、ライオンの兄弟が生き抜く姿を骨太に描く物語。主人公である2頭のライオンに感情移入せずにはおれない。
  挿絵は、動物画家の薮内正幸、多くの絵本や童話の挿絵を手掛けている。「ガンバの冒険」として知られる「冒険者たち」の挿絵も彼の手によるもの。緻密に動物そのものを描きながらも表情を感じられる素晴らしい挿絵。
  子供時代から今に至るまで、何度もリピートして読んでいる作品。(2019/06/29)

• 黒森へ

  【著者】大岳洋子・作、倉石隆・画

  力のあるストーリーでぐいぐい引き込まれる。数多い登場人物の描写もしっかりしていて、挿絵とともに読み手に迫ってくる。子供のときに初めて読んだが、その後何度読み返しても面白い。50代にならんとする今も何度も読んでいる。(2019/06/29)