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• リスのきた道

  【著者】中村千秋

  この本が出版されてから１５年。その間にタイワンリスは確実に生息域を広げ、鎌倉だけでなく三浦、横浜でも大きな問題となっている。そしてついに今年施行された外来生物法では、飼育等が規制される動物のリストに登場するまでになった。タイワンリスについて調べようとすると、専門家の誰もがこの本のことを口にし、これまでで最も優れたタイワンリス研究の本であるという。今特に注目される外来種問題だからこそ、ニーズも大きいし、多くの人に読んでももらいたい。子どもにも読みやすい本であることも、総合的な学習などの活動に大きく寄与すると思う。(2005/08/21)