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• 三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人

  【著者】倉阪鬼一郎

  現役で活躍する著者と、バカミスというジャンルでよく話に挙がる本書。
  同じバカミスという点でよく話題になるメフィスト賞の「六枚のとんかつ」は下ネタ満載でしたが、
  こちらはトリックやストーリーという点で相当にキワモノ的な内容であるとのことです。
  清龍院流水先生の「コズミック」や殊能将之先生の「石動戯作シリーズ」に近いのでしょうか？
  むしろアンチミステリという面が強いのかもしれません。
  
  下手をすると真面目なミステリファンを激怒させかない内容。
  逆にどれほど奇想天外なストーリーと趣向が凝らされているのか、是非とも拝読してみたいです。
  
  今は古本ですら高価格。
  復刊希望！(2015/11/09)