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• 三石巌・健康自主管理システム（全６巻）

  【著者】三石巌

  現在の医療は、病気を治せない。医者にかかればかかるほど、対処療法により薬を飲み続けることになり、薬害による副作用が累積し健康寿命が害される。２０１４年には患者数のうち、４８．３％（除く歯関係）が高血圧と高脂血症である。医療業界と製薬業界は、高血圧を「サイレントキラー」だと言って脅かし、客を集めて患者に仕立てて薬を飲み続けさせる。心ある少数のお医者さんだけがそのことを指摘している。痴呆症の患者数が、人口が日本の３倍あるアメリカと同レベルで、５０歳を超すと３人に１人の脳に軽い梗塞がみられるなどは、高齢者に過剰な薬を投与した結果ではないか。　年を取れば血圧が高くなるのはあたりまえで、体の中の名医から指示が出ているのだ。（１９７０年当時の診断学では、高血圧の基準を年齢＋９０としている、６０歳なら１５０）病気を治すのは自分自身であり「自分の健康は自分で守る」しかない。　病気を予防し、健康を維持するには、急性症状を除いて薬に頼らず、適切な栄養管理と軽い運動で対処するしかないが、三石先生の「健康自主管理システム」ほど役に立つものはないと確信している。(2016/08/29)