makoyukiさんのページ レビュー 電波オデッセイ 全3巻 永野のりこ 真正面から向き合った作品 スラップスティックな表現などで茶化しているように感じても、実際のところ現代に、そして今こそ問題になっている様々なことに真正面から向き合った作品。 ご本人的には、社会的に云々といったことではなく、ある意味パーソナルなことも含めた作品なのだと思うが、それが故、普遍的な作品になっているのだと思う。 多かれ少なかれ自分の中で過去の自分がいたり、過去の自分の思うような自分になれていないことに絶望したり、感受性の強い方ほど、この作品に感銘を受けることと思います。 永野のりこ先生の最高傑作、あるいは孤高の傑作であると断言します。(2012/07/22)
レビュー
電波オデッセイ 全3巻
永野のりこ
真正面から向き合った作品
スラップスティックな表現などで茶化しているように感じても、実際のところ現代に、そして今こそ問題になっている様々なことに真正面から向き合った作品。
ご本人的には、社会的に云々といったことではなく、ある意味パーソナルなことも含めた作品なのだと思うが、それが故、普遍的な作品になっているのだと思う。
多かれ少なかれ自分の中で過去の自分がいたり、過去の自分の思うような自分になれていないことに絶望したり、感受性の強い方ほど、この作品に感銘を受けることと思います。
永野のりこ先生の最高傑作、あるいは孤高の傑作であると断言します。(2012/07/22)