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レビュー
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確率論とその応用 全4巻
確率論を深く理解できます
コイン投げ1つでここまで深堀りできるのか、というくらい、具体的な事例をあげながら様々な方向性から確率を見ていきます。
サンクトペテルブルグのパラドックスに対するフェラーの解は、現在でも幾つかのウェブサイトで紹介されていますが、厳密な証明はこの本(や論文)でしか参照することが出来ません。
確率論とは高校生の頃からの長い付き合いですが、本書を読んだこの1ヶ月で、非常に理解が深まったように思います。(2014/08/26)
復刊リクエスト投票
確率論とその応用 全4巻
【著者】ウィリアム・フェラー
・例示や練習問題が豊富で、読者はさまざまな確度から問題を眺めることが出来ます
・数学的な厳密性を大切にして専門家に有益な情報を提供しつつ、そこをスキップしても初学者が理解できるように工夫しています
・理論の新旧よりも、各理論の関連性を重視して、非常に工夫して章立てしています。
第I巻だけでなく、I・II巻の上下巻を復刊して欲しいです。
# 第2巻の上巻は所有しており、貸出可能です。(2014/08/26)