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日の当たる木造校舎。古い紙、インク、製本用のノリ。それらが入り混じった独特の香りのする空間。小学校の図書室で、9歳の私は出逢いました。「星のカンタータ」。何度読み返したでしょうか。
思い出したのは30年たったある日の日だまりの中です。その暖かさの中で、少年時代の原風景が蘇ってきました。
高速道路の下で、何の物音もしない瞬間、無機的な構造物に囲まれた私は、この地球の数千年後に旅立っていたのです。
「あ」と私は声を発していました。そして、「読みたい」と思って本屋へ行きました。絶版でした。
2003/03/12