レオパのえささんの公開ページ 復刊投票コメント一覧
復刊リクエスト投票
最近、「君と私」や「善心悪心」、「椿」などを読みました。里見弴の文章の大きな特徴として、話し声や息遣いが実際に聞こえてくるかのような会話表現があると思います。喩えるなら落語を聴いているような感じで、会話中に生じる『間』を文章で再現してしまうことには恐ろしさすら感じてしまいます。私は特に女性の話口調の表現が素晴らしいと思っていて、砕けているのに上品で、かつ色気を感じられる絶妙な匙加減が魅力的だと感じました。
里見弴の作品はまだ復刊されているものが少なく、その中でも「安城家の兄弟」は中々読む機会がありません。是非文庫で読んでみたいです。
2024/10/27