復刊リクエスト投票

• マグナム 20世紀の顔

  【著者】若島正編

  世界最高の写真家集団マグナム。その素晴らしい作品群に圧倒される写真集です。(2005/09/08)

• チョコレート工場の秘密

  【著者】ロアルド・ダール

  自分が失っていくものについて書くという児童文学というものに対して新訳版の訳者は誤った認識を持っているように思う。新訳版は大人の視点で見た子供の物語になっており、子供に対して大変失礼な低俗書となってしまった。残念ながら、新訳版が絶版になっても復刊希望が寄せられることはないだろう。逆説的に他山の石としての好例とはなりうるが。(2005/09/07)

• 装幀の美-アール・ヌーヴォーとアール・デコ

  【著者】アラステール・ダンカン／ジョルジュ・ド・バルタ

  愛書家には眼福を、お寒い今日の出版装幀界の方々には教科書として本書を推す。今日の書籍装幀は目を引くデザインだけに囚われて思想が感じられず、心に残るものが少ない。本来書籍は大衆消費財ではないことを思い返すべきではないか。(2005/09/05)

• 安部公房 映画シナリオ撰

  【著者】安部公房

  全集には収録されていますが、本書を片手に映画を観るとより深く味わえます。(2005/09/05)

• アガサ・クリスティー・イラストレーション

  【著者】トム・アダムズ著　田村隆一訳

  真鍋博氏の表紙でクリスティー作品に親しんだ方々も、本書によって一層作品イメージが拡がると思います。(2005/09/04)

• 蒼風造形

  【著者】勅使河原蒼風

  勅使河原蒼風の作品集として、過去・現在を通じて、疑いもなく最高のものです。かなり高価ですが、分冊するなどして、廉価での復刊を希望します。(2005/09/04)

• The Best of LIFE

  【著者】マーガレット・バーク＝ホワイト、ユージン・スミス、ロバート・キャパほか

  「LIFE」の歴史はアメリカン・フォト・ジャーナリズムの歴史。報道写真家を志す方は必見ですが、一般の家庭でも一家に一冊は置いて損のない写真集だと思います。(2005/08/31)

• LIFEのカメラ・アイ

  【著者】三木淳

  三木淳と言えば、吉田茂の咥え葉巻のポートレイトが有名です。まだご覧になった事がない方はこの一枚から是非！
  オーナー評価★★★★★★★★☆☆(2005/08/31)

• 骰子の七の目　スワンベルク画集

  【著者】ジャン・ソセ編

  現在、スワンベルクの画集は日本では出版されていません。以前観た彼のビーズ刺繍の美しさは忘れられない。ぜひ復刊を。(2005/08/29)

• 殉教　日本キリシタン史

  【著者】西川孟

  切支丹の研究資料としても優れたものですが、美術的な観点から見ても素晴らしいものです。(2005/08/28)

• 音楽史とっておきの話 正・続

  【著者】武川寛海

  研究が進んだ今日からすれば若干古い情報があるかも知れませんが、毎月膨大な新刊が出版されるクラシック音楽入門書と比べても、本書の価値はおさおさ劣るものではないと思います。(2005/08/28)

• 思いつきくふうと工作集

  【著者】栗田常雄（文） 五茂健（絵）

  児童の工作指南書として屈指の名著です。(2005/08/28)

• 模型航空機の基礎

  【著者】木村秀政

  模型飛行機を語る上で欠かせないバイブルです。昨年、日本紙飛行機協会より限定復刻されましたが、刊行されているのを知らず、買い逃してしまいました。ぜひ、今一度復刊を希望します。(2005/08/28)

• 大空に舞う白い翼

  【著者】二宮康明

  二宮氏の紙飛行機にはファンが多数いらっしゃると思いますので、復刊を希望します。(2005/08/26)

• 光・風そして雲

  【著者】二宮康明

  古書店でも見たことがありません。是非また見たい。(2005/08/26)

• 名画への旅（19）屋外へ出たカンヴァス〔19世紀3〕

  【著者】太田泰人ほか

  印象派全盛期についての名評論。(2005/08/26)

• 名画への旅（18）都市のユートピア〔19世紀2〕

  【著者】太田泰人ほか

  戸外での製作が増えてくる印象派時代の到来。(2005/08/26)

• 名画への旅（17）さまよえる魂〔19世紀1〕

  【著者】太田泰人ほか

  後年の抽象絵画の萌芽がここにすでにあります。(2005/08/26)

• 澁澤龍彦 空想博物館

  【著者】澁澤龍彦著　巖谷國士編

  氏の美術評論集は現在も何冊か出ていますが、そのなかでも愛蔵するに足る屈指の一冊でしょう。(2005/08/24)

• 澁澤龍彦 空想美術館

  【著者】澁澤龍彦著　巖谷國士編

  澁澤龍彦の美学を知る上で欠かせない書籍です。図版の美しさも画集に引けを取りません。(2005/08/24)