復刊リクエスト投票

• 加藤まさを抒情画集

  【著者】加藤まさを

  忘れ去られるべきでない美人画の達人。(2005/10/02)

• 幻灯館 谷内傑作集1956-1959

  【著者】谷内六郎

  都立図書館では館外持ち出し禁止となっており、他の図書館への貸出もできない状態です。さりとて古書市場にも出回らず、読むためには高い交通費を払って行脚しなければならない状況で、私にとっては文字通り幻の一冊となっています。当時何部刷られたのか判りませんが、復刊の際は全国の主要な図書館に行き渡る程度には刷って欲しいものです。(2005/10/02)

• 別冊太陽　武井武雄 おとぎの国の王様

  【著者】武井武雄

  名編集です。童画と呼ばれていますが、もちろん大人が観ても素晴らしい内容です。古書価も大変高いので、ぜひ復刊して欲しい。(2005/10/02)

• 別冊太陽　熱血少年画譜

  【著者】山口将吉郎・伊藤彦造・樺島勝一

  昭和初期の少年たちが熱狂した挿絵のかずかず。貴重な文化遺産です。「正チャン」は今の少年にも見てもらいたい。(2005/10/02)

• 楢重硝子絵集

  【著者】小出楢重

  楢重の硝子絵は現在の画集にもわずかしか掲載されておらず、纏めて見る機会がないのが残念です。古書価も高騰しすぎの感があります。(2005/09/29)

• デューラーの黙示録

  【著者】A・デューラー著　前川誠郎：解説

  これは迂闊にも書店の店頭で見逃してしまったものです。高価なものでしたが、買っておけば良かったと後悔することしきり。(2005/09/29)

• 蒼き炎　全12巻

  【著者】石川サブロウ

  芸術をテーマにした作品が得意な作者の代表的長篇です。(2005/09/29)

• 北の土龍

  【著者】石川サブロウ

  作者の現時点での代表的傑作だと思います。ぜひ復刊を。(2005/09/29)

• 木村荘八全集　全8巻

  【著者】木村荘八

  明治から昭和にかけての東京風俗を知る上で、木村荘八の著作は欠くべからざるものですが、資料としてだけではなく、読み物としても面白く、才気あふれる切れ味のペン画も素晴らしい。図書館に閉じ込めるのではなく、もっと一般の読者に読まれて良いと思います。(2005/09/28)

• 中川一政ブックワーク

  【著者】中川一政

  尾崎士郎をはじめとして、中川一政氏が手がけた装幀本は実にたくさんあり、本書は愛書家は勿論、美術愛好家が見ても愉しいものです。(2005/09/28)

• 岩田専太郎さしえ画集

  【著者】岩田専太郎

  おそらく日本の戦前探偵小説マニアでSENTAROの名前を知らない方は少ないのではないでしょうか。現在普通に見られるものは江戸川乱歩の「妖虫」（東京創元社）があります。蛇足ながら、本書の司馬遼太郎氏の序文は名文です。(2005/09/28)

• 画図百鬼夜行

  【著者】鳥山石燕

  最近角川書店から文庫化されましたが、この種の本には大きさと重みが必要。復刊の際は図版のディテールが甘くならないよう配慮されたし。(2005/09/27)

• 韓国うちめし

  【著者】春山 みどり 板井典夫他

  これは欲しい!!ぜひ作りたい!!!(2005/09/27)

• 中河与一短編小説選

  【著者】中河与一

  「天の夕顔」だけではない著者の魅力を知って欲しい。「鏡に這入る女」は良い作品です。(2005/09/24)

• 天の夕顔 前後

  【著者】中河与一

  現在、若い方々にはあまり知られていない作家ですが、名作「天の夕顔」は辛うじて出版されているので、もっと著者について知っていただくために復刊を希望します。(2005/09/24)

• ゼフィルス24

  【著者】大倉舜二

  いくら貴重だからといっても、現在の古書価はあまりに高すぎます。ぜひ多くの方の手が届く値で復刊して欲しい。(2005/09/21)

• ヘッセ詩集（日下武史朗読版）

  【著者】ヘルマン・ヘッセ著　高橋健二訳　日下武史朗読

  絶妙な語り口でヘッセの文学世界を見事に表現したもので、ヘッセの朗読版としては第一にお薦めしたい。ぜひともCDでの復刊を希望します。(2005/09/21)

• 色彩の魔術

  【著者】ヘルマン・ヘッセ著　フォルカー・ミヒェルス編　岡田朝雄訳

  ミヒェルス＝岡田の黄金コンビによる90年代のヘッセ復権の魁となった名著。「蝶」「庭仕事の愉しみ」などがお好きな方は本書も必読です。(2005/09/21)

• 蝶

  【著者】ヘッセ

  かつての昆虫少年には懐かしい思い出として、今の子供たちには自然界への扉を開く鍵として本書を贈りたい。図版も大変美しく、眺めるだけでも飽きませんが、本リクエストの文庫判では小さくて物足りないので、判が大きい朝日出版社版での復刊を希望したいところです。(2005/09/21)

• ぼくのおじいちゃんのかお

  【著者】天野祐吉/沼田早苗

  これぞ名企画！絵本に往年の老け役、性格俳優の加藤嘉さんを起用するとは素晴らしい。かつて怪人二十面相として明智小五郎役の岡田英次氏と名勝負を展開し、一世を風靡した方でありますから、変装はお手のもの（？）子供にも人気があるのでしょう。(2005/09/21)