ちっぺんでーるさんの公開ページ 復刊投票コメント一覧
復刊リクエスト投票
表題の通り連続体仮説についての本で、具体的には著者が開発した強制法によって連続体仮説が所謂ZFCから独立であることが述べられている。
そういう意味ではやや狭い興味の本に思えるかもしれないが、非専門家に向けた講義に基づいており、公理的集合論が初歩から丁寧に解説されているため、公理的集合論の入門書として非常に有用である。
日本語で読める公理的集合論の本はさほど多くなく、しかも集合論を専攻するつもりのない学部生に読める本はさらに少ない。講義録が元になっているということから個々の話題に深入りしすぎることなく、しかも連続体仮説の説明のための背景として足りる程度に充分な説明が行われている。
公理的集合論自体の解説(第二章)は40ページ足らずだがその前の第一章で「論理学における一般的な背景」として原始帰納関数やゲーデルの不完全性定理などの話題が、これもコンパクトにまとめられている。(第一章は少しコンパクト過ぎて読みづらいかもしれない)。
2011/09/23
表題の通り連続体仮説についての本で、具体的には著者が開発した強制法によって連続体仮説が所謂ZFCから独立であることが述べられている。
そういう意味ではやや狭い興味の本に思えるかもしれないが、非専門家に向けた講義に基づいており、公理的集合論が初歩から丁寧に解説されているため、公理的集合論の入門書として非常に有用である。
日本語で読める公理的集合論の本はさほど多くなく、しかも集合論を専攻するつもりのない学部生に読める本はさらに少ない。講義録が元になっているということから個々の話題に深入りしすぎることなく、しかも連続体仮説の説明のための背景として足りる程度に充分な説明が行われている。
公理的集合論自体の解説(第二章)は40ページ足らずだがその前の第一章で「論理学における一般的な背景」として原始帰納関数やゲーデルの不完全性定理などの話題が、これもコンパクトにまとめられている。(第一章は少しコンパクト過ぎて読みづらいかもしれない)。
2011/09/23