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レビュー一覧
一丁目のトラ吉 全3巻(リイドコミックス版)
全1件
今でこそ、自分のこどもや自分のペットをネタに描いたマンガは掃いて捨てるほど(失礼!)存在する。でも「一丁目のトラ吉」は、その種のマンガの中で、たぶん日本で初めてのものではないか。いや、世界で初めてかもしれない。
飼い主を母親と思い込んで育った飼い猫トラ吉が、地域の他の猫とつきあう中で、猫と人間の関係を学んでいく。また、あとから加わった妹分の犬や猫とも、何とか関係を築いていく。
ちょっと擬人化しすぎの部分もあるが、作者の猫への愛情がたっぷり感じられる。
初めて読んだ時新鮮に思ったのは、猫と犬、猫とにわとりといった異種間でことばが通じない設定だ。考えてみればあたりまえなのだが・・・この作品が出るまでのマンガでは、人間とはことばが通じなくても動物どうしは通じる設定の作品がほとんどだった。そこを打ち破った点も評価したい。
飼い猫がまだ放し飼いされていた頃の、のどかな時代がこの作品には写し取られている。読み物としては高価かもしれないが、資料としてなら安い。
古い作品の復刊なので、たとえば「オカマ」の描き方などは不適切きわまるけれど、これも歴史的資料と思って読んでほしい。
2011/05/12
今でこそ、自分のこどもや自分のペットをネタに描いたマンガは掃いて捨てるほど(失礼!)存在する。でも「一丁目のトラ吉」は、その種のマンガの中で、たぶん日本で初めてのものではないか。いや、世界で初めてかもしれない。
飼い主を母親と思い込んで育った飼い猫トラ吉が、地域の他の猫とつきあう中で、猫と人間の関係を学んでいく。また、あとから加わった妹分の犬や猫とも、何とか関係を築いていく。
ちょっと擬人化しすぎの部分もあるが、作者の猫への愛情がたっぷり感じられる。
初めて読んだ時新鮮に思ったのは、猫と犬、猫とにわとりといった異種間でことばが通じない設定だ。考えてみればあたりまえなのだが・・・この作品が出るまでのマンガでは、人間とはことばが通じなくても動物どうしは通じる設定の作品がほとんどだった。そこを打ち破った点も評価したい。
飼い猫がまだ放し飼いされていた頃の、のどかな時代がこの作品には写し取られている。読み物としては高価かもしれないが、資料としてなら安い。
古い作品の復刊なので、たとえば「オカマ」の描き方などは不適切きわまるけれど、これも歴史的資料と思って読んでほしい。
2011/05/12