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ある鰐の手記

邱妙津 著 / 垂水千恵 訳

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著者 邱妙津 著 / 垂水千恵 訳
出版社 作品社
判型 四六判
頁数 280 頁
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784867931813
商品内容
台湾レズビアン文学の記念碑的傑作、待望の復刊!

「私は女を愛する女だ。それが蜜のように顔を濡らす涙の源泉。」
1980年代後半、戒厳令解除後の台北。女友達への愛情に苦しむ女子大生の拉子(ラーヅ)の視点から、レズビアンとしての葛藤や、ゲイの友人との友情を描く--。
本作は、台湾現代文学、特にレズビアン文学の正典としてカルト的人気を誇る傑作であり、「拉子」と「鰐」は、台湾のみならず中国大陸で「レズビアン」の代名詞となった。

※本書は小社より2008年に『台湾セクシュアル・マイノリティ文学』第1巻として刊行されたものを、改訂したものです。
※書影は旧版のものです。
著者プロフィール
邱妙津(チウ・ミアオチン) 著
1969年台湾彰化県生まれ。台湾大学心理系卒業。大学在学中から作家活動を開始し、在学中の89年に「囚徒」で「中央日報」短篇小説奨を受賞、90年に「寂寞的群衆」で「聯合文学」中篇小説奨を受賞、91年に最初の小説集『鬼的狂歓』を刊行。92年3~5月まで雑誌「新新聞週刊」で記者を務め、12月にフランス留学、語学学校を経て、94年にパリ第八大学に進学。同年5月に最初の長篇小説である『ある鰐の手記』(95年に時報文学奨推薦奨受賞)を刊行するも、翌95年6月25日に26歳の若さで自ら命を絶つ。その他の著書に、遺作となった『蒙馬特遺書』、2007年に刊行された『邱妙津日記(上・下)』など。

垂水千恵(たるみ ちえ) 訳
1957年、高松生まれ。横浜国立大学名誉教授。博士(人文科学)。専門は台湾文学および日本近代文学。
主な著書に、『台湾文学というポリフォニー 往還する日台の想像力』(岩波書店、2023年)など。

読後レビュー

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復刊投票時のコメント (全57件)

偶然X上に「台湾レズビアン文学の金字塔」と紹介されるポストを目にし、画像に出ていた1ページを読みました。 訳されている日本語の美しさは勿論、こめられている情念が立ち昇ってくるようで、言葉もありません...

2026/02/02

小説として優れておりいまだ古さを感じさせず、セクシャルマイノリティと台湾の歴史の理解で重要な位置を占めていて、持ち出し禁止の条件付きで図書館に数えるほどの本があるのみで家で読むこともできず古本市場にも...

2026/02/23

少しだけ試しに読んでみた時、文章が美しすぎたのでじっくり読んでみたいと思いました。 図書館で借りるのにも、予約が凄くてじっくり読めそうにないです。 お願いします。

2026/02/22

一生をかけて考えたい問いを与えてくれる物語です。愛について。愛の形について。どうかお願いいたします。

2026/03/13

Xでこちらの作品が話題になっておりました。 セクシュアル・マイノリティにかんするテーマを扱っており、繊細でありながら緻密な心のうちの表現が素晴らしいと思います。復刊を希望しております。

2026/02/03

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