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明治女官のヨーロッパ日記 見習い時代の記録と父への手紙

香川志保子 著 / 梅田優歩 解説

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著者 香川志保子 著 / 梅田優歩 解説
出版社 創元社
判型 四六判
頁数 280 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784422201894
商品内容
文明開化の熱気あふれる明治期、24歳の女性が見たヨーロッパとは--。本書は、のちに「皇后のスタイリスト」と評された香川志保子の日記と父・敬三への手紙を現代語訳した貴重な一冊。
明治維新から20年足らず。欧米列強に肩を並べようとする激動の時代に、志保子は皇族の欧州巡行に同行する。ドイツ、ロシア、イタリアなど各国帝室との華やかな宮廷交流、晩餐会や美しいドレスの記録や素直な本音が綴られている。

◇皇族の多額な買い物に「なんとまー強気」
◇岩倉具視そっくりの彫刻を発見し号泣
◇噂通りの美貌のエリザベートは「愛嬌が全くない」
◇現地で出会った人々へのユーモア交じりの「辛口人物評」
◇華やかな異国の地でふと思う、日本の家族への恋しさ

記録としての日記と、私信としての手紙。この2つをあわせて読むことで、歴史の表舞台の躍動感とともに、一人の女性が驚き、悩み、見識を広げていく成長の過程が立体的に浮かび上がってくる。
130年以上前のヨーロッパの街並みや、近代日本の黎明期を生きた人々の息づかいが、志保子の瑞々しい視線を通して鮮やかによみがえる。
目次
はじめに
地図 志保子の旅路
序章 随行準備
イギリス・ロンドン
フランス・パリ
オーストリア・ウイーン
イタリア・ローマ
ロシア・サンクトペテルブルク
ドイツ・ドレスデン
ドイツ・ベルリン
帰国の途へ トルコ・コンスタンティノープル
おわりに
著者プロフィール
香川志保子(かがわ しほこ)
後に皇后宮大夫を務めた香川敬三の娘として文久2年(1862)に生まれた。22歳で単身イギリスへ留学し、その後約1年間にわたり、小松宮彰仁親王夫妻に随行して欧州各国を視察した。帰国後は、皇后のスタイリスト兼通訳として皇室を支え、国際感覚と豊かな教養を生かして皇后の洋装や外交の場を支える重要な役割を担った。

梅田優歩(うめだ ゆうほ) 解説
平成5年(1993)、岐阜県生まれ。皇學館大学文学研究科国史学科博士前期課程修了。同博士後期課程中退。学習院大学史料館PD共同研究員、永青文庫学芸員を経て、現在は、霞会館記念学習院ミュージアムリサーチ・アシスタント、皇學館大学研究開発推進センター共同研究員。大学時代より、香川家史料の整理に携わり研究をつづけている。

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