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ルネサンス女性になる方法 絵画の裏に隠されたリアルな美容生活

ジル・バーク 著 / 竹田円 訳

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著者 ジル・バーク 著 / 竹田円 訳
出版社 白揚社
判型 四六判
頁数 352 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784826902793
商品内容
ルネサンス時代、美は女性の武器となった。
金色の髪に白い肌、薔薇色の頬と唇--ボッティチェッリやティツィアーノの絵画には、美しいルネサンスの貴婦人が描かれている。美女たちはその華麗な容姿をどのようにつくりあげていたのだろう?

エディンバラ大学教授が、当時の美容の秘伝書やハウツー本、女性たちが記した手紙や詩、小説など、これまで取り上げられることのなかった文献を調べ上げ、女性たちがどのように自分を磨き、男性社会の中を生き抜いていたかを明らかにしていく。
秘伝の美肌術、過酷な痩身、化粧品調合といったリアルな美容生活、女性たちが直面した美の規範や家父長主義社会の実態、美を武器にしてのしあがった芸術家や高級娼婦の素顔、化粧品に使われるヒ素を使って夫を毒殺した妻、魔女と糾弾された女性……「美容」という切り口から女性を描き出す、これまで語られたことのないもう一つのルネサンス史。

美しいカラー口絵8ページと、当時の化粧品を再現できるレシピつき。

推薦の辞


ルネサンス期の女性たちの姿を鮮やかに描き出す1冊。その不安や切望は、21世紀の読者にとって妙に既視感のあるものばかりだ。美術館に並ぶ肖像画の見方が一変することだろう。

マギー・オファーレル(作家『ハムネット』『ルクレツィアの肖像』)



美容という視点からルネサンス期イタリアを軽妙に語る好著。貴族だけでなく、あらゆる階層の女性たちの姿を丁寧に拾い上げており、ディテールの面白さに思わず引き込まれる。

ニューヨークタイムズ・ブックレビュー

目次
はじめに
第1部 美の理想

--第1章 ヴィーナスと果物売り
--第2章 (ルネサンスの)女性とはなにか?
--第3章 スプレッツァトゥーラと自然な外見
第2部 判決
--第4章 美容文化は善か? 悪か?
--第5章 花嫁への美容アドバイス
--第6章 白い顔
第3部 ルネサンスの身体改造
--第7章 体を鍛える
--第8章 ルネサンスの整形手術
--第9章 魔女狩りと体毛
第4部 脱いでもすごい
--第10章 美の危険な道
--第11章 裸と視線の力
--第12 章 反抗的な髪
第5部 知の共同体
--第13章 毒と家父長制
--第14章 ルネサンスの女性たちの知見
--第15章 ルネサンスの女性になる方法-レシピ集
謝辞/訳者あとがき/もっと知りたい方のために/原注/図版リスト/索引
著者プロフィール
ジル・バーク
エディンバラ大学ルネサンス視覚文化・物質文化研究教授、歴史・古典・考古学部研究ディレクター。
専門はルネサンス期イタリア。歴史の変化が人間の身体におよぼす影響、およびルネサンス期の美術、ジェンダーを中心に据えた研究活動を行なう。
2021年から23年にかけて、ソフトマター科学者との共同プロジェクト「ルネサンス・グー」を主導し、ルネサンス時代の化粧品やスキンケアのレシピを当時のとおりに再現する研究にも取り組んだ。

竹田円(たけだ まどか)
翻訳家。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。
訳書に、スピッツァー『音楽の人類史』、ワイス『アイスクリームの歴史物語』(以上、原書房)、アレクサンドロフ『ロシアの鎖を断ち切るために』(作品社)、グリーン『モラル・トライブズ』(岩波書店)、レッサ『偽情報と独裁者』(河出書房新社)ほか多数。

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