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英国幽霊いまむかし

南條竹則 編・訳

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著者 南條竹則 編・訳
出版社 国書刊行会
判型 四六変
頁数 394 頁
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784336078315

商品内容

イギリスは18世紀以来怪談が盛んに書かれた国だが、それが文芸の一分野として成立する以前に、怪談実話やフォークロアの形で長い伝統を有していた。
本書は、そうした素朴な幽霊譚から次第に洗練された小説形式が生み出されるさまを、時代を追って辿る英国怪談アンソロジーである。M・R・ジェイムズが古文書から発掘した中世の怪談実話に始まり、17世紀英国を騒がせた怪現象「テッドワースの鼓手」事件の報告書、18世紀にダニエル・デフォーが記録した幽霊実見譚、スコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズの幽霊バラッド、19世紀からは英国幽霊小説の白眉と称されるブルワー=リットン「幽霊屋敷」、奇書『インゴルズビー伝説』のユーモラスな怪異譚、子供の幽霊が哀切極まるJ・H・リデル夫人「胡桃屋敷」、20世紀に入り近代怪奇小説を完成させたM・R・ジェイムズとその継承者H・R・ウェイクフィールドの傑作、交霊会でジョナサン・スウィフトの霊が降りるW・B・イェイツの戯曲、A・C・ベンスンの中篇「最後の一厘」まで14篇を収録。全篇新訳。

▼目次

I(中世篇)
--中世怪談十二話 作者不詳(M・R・ジェイムズ 編)
II(近代黎明篇)
--テッドワースの鼓手(ジョーゼフ・グランヴィル)
--ヴィール女史の幽霊(ダニエル・デフォー)
--トレヴェシン教区の怪談(エドマンド・ジョーンズ)
--タム・オ・シャンタ(ロバート・バーンズ)
III(十九世紀篇)
--幽霊屋敷(エドワード・ブルワー=リットン)
--ジェリー・ジャーヴィスの鬘(リチャード・バーラム)
--弁護士と幽霊(チャールズ・ディケンズ)
--胡桃屋敷(J・H・リデル夫人)
IV(二十世紀篇)
--学校綺譚(M・R・ジェイムズ)
--防人(H・R・ウェイクフィールド)
--幽霊達(ダンセイニ卿)
--窓ガラスの文字(W・B・イェイツ)
--最後の一厘(A・C・ベンスン)
編訳者より

▼著者プロフィール
南條竹則(なんじょう たけのり) 編・訳
1958年東京都生まれ。作家、翻訳家。著書に『酒仙』(新潮社)、『怪奇三昧』(小学館)、『ゴーストリイ・フォークロア』(KADOKAWA)、訳書に『英国怪談珠玉集』『アーサー・マッケン自伝』(以上国書刊行会)、M・R・ジェイムズ『消えた心臓/マグヌス伯爵』、アルジャノン・ブラックウッド『秘書綺譚』、アーサー・マッケン『白魔』、J・S・レ・ファニュ『カーミラ』(以上光文社古典新訳文庫)、M・P・シール『紫の雲』(アトリエサード)、H・P・ラヴクラフト『インスマスの影』(新潮文庫)などがある。

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