捨て子のフランソワ

ジョルジュ・サンド著／大森野道訳

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著者	ジョルジュ・サンド著／大森野道訳
出版社	鳥影社
判型	四六判
頁数	234 頁
ジャンル	文芸書
ISBNコード	9784867821848

商品内容

9世紀、激動のフランス。実際に孤児を養育した経験のあるジョルジュ・サンドが書いた、愛の奇跡の物語。

……しかし、一日の労働の終わりに、所有するたった二冊の本（福音書と聖人伝）を、一緒に、何度も読み合うこの二人の様子に、「幸福ってこういうものかもしれない」と教わり…（中略）…なんとか訳し終えた。（本文「訳者あとがき」より）

▼目次
はしがき
序文
捨て子のフランソワ
訳者あとがき

▼著者プロフィール
ジョルジュ・サンド 著
1804年、パリ生まれ。本名はオロール・デュパン。中部フランスのベリー地方で、父方の祖母に養育される。1822年、カジミール・デュドヴァン男爵と結婚、一男一女を産む。1831年、パリに出て、1832年、ジョルジュ・サンドの筆名で小説家デビュー。以後、夫とは別居を続け、ミュッセ、ショパンなどと恋愛を重ね、また同時代の共和主義者たちと交流しながら、精力的に創作活動を行う。小説『ジャンヌ』『魔の沼』『愛の妖精』、自伝『わが生涯の物語』など著書多数。1876年、故郷ノアンの館で死去。

大森野道（おおもりのみち） 訳
横浜市在住。現在、会社員。

読後レビュー

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復刊投稿時のコメント

全11件

kaho

ジョルジュ・サンドの代表作のひとつであり、プルースト『失われた時を求めて』にも出てきて… ご当地では基本的な本なのではないかと思い、読みたいのですが、失われて久しいようで… (2022/10/18)
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iruka743

プルースト『失われた時を求めて』を読了しました。
この作品の重要な場面で出てくるジョルジュ・サンドの
『棄子のフランソワ』をぜひ読みたいです。 (2016/12/02)
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いねむり書生

藤原書店の選集にも入ってない、岩波文庫で出ていないから重版は望めない……なんとか復刊して欲しいです。 (2006/05/19)
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ゆり子１９７２

すき (2005/11/18)
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quelq_un

プルースト『失われた時を求めて』は言わずとしれたフランス文
学の大著です。『棄子のフランソワ』は『失われた時を求めて』
において非常に重要な役割を担った作品であり、プルースト作品
をより深く理解する上でも欠かせない作品であるといえるでしょ
う。斯様な作品を現在日本語で読むことができないということ
は、出版関係者の怠慢であると言えるのではないでしょうか。 (2004/07/21)
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