神々と巨人の最終戦争「ラグナロク」とは？
現代のポップカルチャーを理解するための“必修科目”がイラストでわかる。
最高神オーディン、雷神トール、トリックスターのロキ、戦士たちを迎えるヴァルハラの館…。氷と炎より生まれ、世界樹ユグドラシルが支える壮大な世界観を徹底解剖！

『指輪物語』をはじめとする様々なファンタジー作品に影響を与え、アメコミ映画やドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』、その他無数のマンガやゲームのモチーフになっている北欧神話。もはや現代のポップカルチャーを楽しむための“必修科目”といっても過言ではない西洋文化の源を、基本からひもときます。

▼目次
序章 北欧神話を知る前に
第1章 北欧神話のあらすじ 滅びへと向かう神々の戦いの物語
第2章 神々と巨人のプロフィール 北欧神話を彩る個性豊かな登場人物たち
第3章 英雄たちの物語 神話と歴史をつなぐ北欧世界の英雄伝説
第4章 北欧世界の基礎知識 北欧神話を育んだヴァイキングのくらし

▼著者プロフィール
蔵持不三也（くらもち ふみや） 監修
1946年、栃木県今市市（現日光市）生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、パリ大学第4大学（ソルボンヌ校）修士課程修了（比較文化専攻）。パリ高等社会科学研究院前期博士課程修了（文化人類学専攻）。博士（人間科学）。早稲田大学人間科学学術院教授・モンペリエ大学客員教授などを経て、現在早稲田大学名誉教授。主な著書に『ペストの文化誌』（朝日新聞社）、『シャルラタン -歴史と諧謔の仕掛人たち』『英雄の表徴』（新評論）、『奇蹟と痙攣 -近代フランスの宗教対立と民衆文化』（言叢社）、『神話・象徴・イメージ』『ヨーロッパ民衆文化の想像力』（共著、言叢社）、『神話で訪れる世界遺産』（監修、ナツメ社）ほか多数。訳書『ラルース版世界宗教大図鑑』（アンリ・タンクほか、原書房）『パリ地名大事典』（ベルナール・ステファヌ、原書房）など多数。