挿絵叢書 6 茂田井武 (一)幻想・エキゾチカ

中村圭子 編

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著者 中村圭子 編
出版社 皓星社
判型 四六判
頁数 280 頁
ジャンル エンタメ
ISBNコード 9784774406558
商品内容
挿絵叢書の第6弾! 「挿絵の茂田井」の幻想と異国情緒

童画家の作品とは思えない幻想的でエキゾチックな挿絵の数々。茂田井武が童画で名を馳せる前に書いていた異色な作品を蒐集。

茂田井武と言えば、絵本『セロ弾きのゴーシュ』で有名な童画家である。その茂田井が青年期に書いていたのは、雑誌の挿絵であった。その多くは、童画とはまったく異なる作風なのである。

本書では、茂田井が書いた挿絵のうち、幻想的な作品とエキゾチックな作品を、小説とともに紹介する。「童画の茂田井」とはまったく異なる、「挿絵の茂田井」の世界に読者をご案内しよう。巻頭では、『退屈画帳』から厳選した作品5点をカラーで紹介。茂田井の挿絵デビュー作である横溝正史「かいやぐら物語」や、江戸川乱歩とコラボした「猫町」など、貴重な作品を一挙掲載。

挿絵叢書(さしえそうしょ)は小説の作者ではなく、「挿絵」を描いた画家を軸にしたシリーズです。
大正から昭和期、まだ駆け出しであった画家たちの挿絵が雑誌の紙面を彩りました。
しかしほとんどの場合、その挿絵は単行本化・全集化に際して採用されず、再び小説と挿絵を同時に味わうことは困難になりました。
この「挿絵叢書」では、初出雑誌からこれらの貴重な挿絵をできる限り再現し、小説とともに味わうことができます

▼目次
巻頭カラー 「退屈画帳」茂田井武
序--浜田雄介
「かいやぐら物語」横溝正史
「血蝙蝠」渡辺啓助
「生不動」橘外男
「「滝夜叉」憑依」 髙橋鉄
「月下の亡霊」西尾正
「極東」小栗虫太郎
「髑髏笛」櫻田十九郎
「広東珍探記 骨董迷路」茂田井武
「広東珍食記 龍虎大会」茂田井武
「国際骨牌師」茂田井武
「猫町」江戸川乱歩
〈挿絵ギャラリー〉「猫島物語」林耕三
〈解説〉「茂田井武の生涯」中村圭子
〈解説〉「暗い幻聴とエキゾティシズム」末永昭二

▼著者プロフィール
中村圭子(なかむら けいこ)
1956年生まれ。弥生美術館学芸員。
おもな編著に『魔性の女挿絵集』『日本の「かわいい」図鑑』『昭和美少年手帖』『谷崎潤一郎文学の着物を見る』(いずれも河出書房新社)などがある。

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