| 著者 | 中野芳樹 |
|---|---|
| 出版社 | 文英堂 |
| 判型 | A5 |
| 頁数 | 416 頁 |
| ジャンル | 実用書 |
| ISBNコード | 9784578245100 |
本書は、2012年刊『現代文 読解の基礎講義』(駿台文庫)の著者である中野芳樹氏が、新たに全編を書き下ろし、ページ数を大幅に増やしてリニューアルしたものです。
--はじめにより
本書は現代文の基礎の修得を目的としている。「基礎」とは、初歩、平易などという意味ではなく、「礎(いしずえ)」「前提」という本来の意味である。基礎学力を修得すれば、大学入試の難問題でも十分高得点となる解答が記述でき、選択肢の正誤の判別もできる。そのような基礎の名に値する一貫した方法の修得を本書は提案する。
「現代文の基礎学力」とは、第一に、正しく読む能力である。この能力が向上することで、さらに「正しく速く」読むことも可能になる。この「正しさ」は、読む自分の主観的な解釈に依拠するはずはなく、他者(著者)の文章について、また別の他者(出題者)によって判定されるのであるから、正しさの根拠は読解の客観性以外にはない。したがって、正しく読む能力は客観的な読解法の修得によって確立される。
第二に、あらゆる学問が目指す、疑問や課題を適切に解消・解決する能力、端的に言えば、問いに正しく答える能力もまた、現代文の基礎学力である。こちらは他者(出題者)からの問いに対して、第一の客観的な読解結果に基づき、適切な解答を記述あるいは選択するのであるから、その正しさの根拠は、解く各人の恣意的な考えにではなく、読解結果の客観性に加えて、問いの要求それ自体から「必然的に導かれる」という意味での論理性にある。したがって、正しく解答する能力は、論理的な解答法の修得によって確立される。
本書では、第三に、論理的文章を分野や主題の違いに左右されず、正しく理解するための「基幹知識」を基礎の一つと位置づけ、約100語を掲載し、方法論と知識の両面から現代文の基礎学力の充実を図った。どうすれば、他者による本文解説などに依存せず、常に独力で読み解くことのできる基礎学力を修得できるのか。ある文章や設問で学習した事柄を、どうすれば入試問題の文章や設問で再現し活用しうるのか。すなわち、方法論的一貫性の確立。これが本書の筆者にとっての課題であり、本書はその「解答」である。
--はじめにより
本書は現代文の基礎の修得を目的としている。「基礎」とは、初歩、平易などという意味ではなく、「礎(いしずえ)」「前提」という本来の意味である。基礎学力を修得すれば、大学入試の難問題でも十分高得点となる解答が記述でき、選択肢の正誤の判別もできる。そのような基礎の名に値する一貫した方法の修得を本書は提案する。
「現代文の基礎学力」とは、第一に、正しく読む能力である。この能力が向上することで、さらに「正しく速く」読むことも可能になる。この「正しさ」は、読む自分の主観的な解釈に依拠するはずはなく、他者(著者)の文章について、また別の他者(出題者)によって判定されるのであるから、正しさの根拠は読解の客観性以外にはない。したがって、正しく読む能力は客観的な読解法の修得によって確立される。
第二に、あらゆる学問が目指す、疑問や課題を適切に解消・解決する能力、端的に言えば、問いに正しく答える能力もまた、現代文の基礎学力である。こちらは他者(出題者)からの問いに対して、第一の客観的な読解結果に基づき、適切な解答を記述あるいは選択するのであるから、その正しさの根拠は、解く各人の恣意的な考えにではなく、読解結果の客観性に加えて、問いの要求それ自体から「必然的に導かれる」という意味での論理性にある。したがって、正しく解答する能力は、論理的な解答法の修得によって確立される。
本書では、第三に、論理的文章を分野や主題の違いに左右されず、正しく理解するための「基幹知識」を基礎の一つと位置づけ、約100語を掲載し、方法論と知識の両面から現代文の基礎学力の充実を図った。どうすれば、他者による本文解説などに依存せず、常に独力で読み解くことのできる基礎学力を修得できるのか。ある文章や設問で学習した事柄を、どうすれば入試問題の文章や設問で再現し活用しうるのか。すなわち、方法論的一貫性の確立。これが本書の筆者にとっての課題であり、本書はその「解答」である。
復刊投票時のコメント (全5件)
2023/06/30
2023/06/30
2024/03/28
2024/03/28
2024/03/23
2024/03/23
2023/07/12
2023/07/12
2023/03/02
2023/03/02