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レヴォリューション+1

山野浩一 著 / 岡和田晃 編

3,080円(税込)

(本体価格 2,800 円 + 消費税10%)

配送時期:2024/05/上旬

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レヴォリューション
著者 山野浩一 著 / 岡和田晃 編
出版社 小鳥遊書房
判型 四六判
頁数 384 頁
ジャンル 文芸書
ISBNコード 9784867800478

商品内容

SFの、否、文学の総体の「革命」を目論むNW-SF社版に未復刻の異色短編「スペース・オペラ」がプラスされた完全版たる連作集。
〈世界内戦〉下にある現在だからこそ、山野浩一が透徹した筆致で綴る、永久に革命が続く無何有郷たる「フリーランド」に刮目せよ! そして、世界の革命家よ! 孤立せよ!

▼目次
レヴォリューション
レヴォリューションNo.2
国家はいらない
土人形
革命狂詩曲
サムワンとゲリラ
戦場からの電話
フリーランド
レヴォリューションNo.9
スペース・オペラ
山野浩一『レヴォリューション+1』の「政治」-解説にかえて(岡和田晃)

▼著者プロフィール
山野浩一(やまの こういち)
1939年大阪生まれ。関西学院大学在学中の1960年に映画『△デルタ』を監督。1964年に寺山修司の勧めで書いた戯曲「受付の靴下」と小説「X電車で行こう」で作家デビュー。「日本読書新聞」や「読書人」のSF時評をはじめ、ジャンルの垣根を超えた犀利な批評活動で戦後文化を牽引した。1970年に「NW-SF」誌を立ち上げ、日本にニューウェーヴSFを本格的に紹介。1978年からサンリオSF文庫の監修をつとめ、SFと世界文学を融合させた。血統主義の競馬評論家、『戦え! オスパー』原作者としても著名。著書に『X電車で行こう』(新書館)、『鳥はいまどこを飛ぶか』(早川書房)、『殺人者の空』(仮面社)、『ザ・クライム』(冬樹社)、『山野浩一傑作選』(全2巻、創元SF文庫)、『SFと気楽』(共著、工作舎)ほか。2017年逝去。没後、第38回日本SF大賞功績賞を受賞。2022年、小鳥遊書房より『いかに終わるか -山野浩一発掘小説集』(岡和田晃編)が刊行、『花と機械とゲシタルト』(NW-SF社)が復刻された。

岡和田晃(おかわだ あきら) 編集
1981年北海道生まれ。文芸評論家・作家。「ナイトランド・クォータリー」編集長、「SF Prologue Wave」編集委員、東海大学講師。著書に『「世界内戦」とわずかな希望 伊藤計劃・SF・現代文学』、『再着装の記憶 〈エクリプス・フェイズ〉アンソロジー』(編著)(以上、アトリエサード)、『反ヘイト・反新自由主義の批評精神 いま読まれるべき〈文学〉とは何か』(寿郎社)、『山野浩一全時評(仮題)』(編著、東京創元社近刊)、『メイキング・オブ・アサシン クリード』(共訳書、グラフィック社)ほか著訳書多数。論文に、「「侮辱」の感覚を手放さない対位法的な詩学」(「世界」2023年7月号)、「アイヌへの加害の歴史、強制された共生」(「日本近代文学」109)等。「図書新聞」で文芸時評を、「TH」で「山野浩一とその時代」を長期連載中。向井豊昭・鳩沢佐美夫・上林俊樹・蔵原大らの復刻も手掛ける。第5回日本SF評論賞優秀賞、第50回北海道新聞文学賞創作・評論部門佳作、2019年度茨城文学賞詩部門受賞、2021年度潮流詩派賞年間最優秀評論賞受賞。

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