バーソロミューとの旅(下) インド編
バーソロミュー 著 / ヒューイ陽子 訳
著者 | バーソロミュー 著 / ヒューイ陽子 訳 |
---|---|
出版社 | ナチュラルスピリット |
判型 | 四六判 |
頁数 | 276 頁 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784864514415 |
商品内容
ダライ・ラマ法王から最高奥義のカーラチャクラ灌頂(かんじょう)を授かる儀式に参列するため、高次元存在と共にヒマラヤの奥地へ
自分の中に常に存在する神秘的な「真我」に気づく旅
待望の復刊!
本書がバーソロミューの最後の本となります。
1992年、高次元存在バーソロミューとチャネラーとその一行たちによる日本・インド旅行が実施されました。本書はそのインド編です。
日本を発った一行はダライ・ラマの最高奥義を受けるためヒマラヤへ。
ダライ・ラマへのインタビューや最高奥義の「カーラチャクラ灌頂」の模様、そしてバーソロミューがそれらについてどう語ったかが詳細に記されています。
ユーモアと人間愛に満ちたバーソロミューは、覚醒意識に目覚めることを説いた日本編に続き、真我、意識のピラミッド、カルマ、エゴ、セックスなどについて語ります。
「あなたにできることはただひとつ、今この瞬間に意識を置いて、自分の中に常に存在する神秘的な“真我”に気づくことです。意識を常に現在の瞬間に置いて、この瞬間をあるがままに観察していると、過去からとぎれることなく存在しつづける分離した〈自分〉というものはないのだという真理に気づきます。」
「覚醒するには、強い願望を持ってそれに意識を集中する必要があります。」
「あなた方の目的は幸福になることではなくて、気づくことです。」
「広大なる“真我”または“神なる自己”または“大いなる光”があまりにもすぐ近くにいつもあるので、人はつい見過ごしてしまいます。」
「あなたは広大無辺の完全に目覚めたすばらしい意識であり、それを充分に体験するのはあなたの持って生まれた権利です。これからのあらゆる瞬間にそのことを完全に完璧に知るようになってほしいというのが、わたしの願いです。」
「思考や感情や行為がわき起こってきても、もとの静寂に何度も何度も立ち返ってください。自分の意識の前面に目覚めた意識が出てくるまで、そしてあらゆることが目覚めた意識の中で起きているのだとわかるまで、何度も静寂に戻ってください。」
「意識をいつも現在の瞬間に向けてください。目覚めた意識で一瞬一瞬を過ごしてください。目を覚ましましょう。自分の中に常に存在する創造のパワーに気づいてください。
あなたの人生が今の状態であるのは、あなたがたえずそのように創造しているからです。」
「純粋な意識には名前も形もありません。それは空(くう)です。躍動に満ち満ちている無です。いのちにあふれ、それ自体を自覚している静寂です。あなたが常に体験しているのはこれです。」
「あなたにできることはただひとつ、永遠に存在する愛の大海原に抱かれることだけです。」
「一日二十四時間目覚めた意識でいなければならないと思っていると、けっして成功できません。それは最終的な目標ではあっても、今それを自分に押しつけると、見事に失敗します。」
「誰かほかの人のエゴに対して嫌な感じがしたら、それは自分の一部でもあるのだと理解してその事実を受け入れなくてはなりません。」
「『あらゆる怖れの根底にあるのは死の怖れです。死の怖れというのは、死んだら何もないのではないかという怖れを表しています』
彼は人差し指をわたしたちのほうに向けた。
『人はひとつの世界から別の世界へ移ることを怖れているわけではありません。人が怖れているのは、ひとつの世界を離れたら、その後は何もないのではないかということです。ここでわたしが大声で強調したいのは、この現象界がすべてではない、という真理です。あなた方は人間の意識の根底にある怖れ、つまり種の絶滅の恐怖から何とか逃れようとしているのです。そのことを思い出してください。“永遠なるもの”が死滅することはあり得ないのですから、安心してください。永遠でないものだけが死滅します。』」
「カルマなどというものはありません。ただあるのは、過去の瞬間の記憶として人がこの瞬間に持ち込むものだけです。ダライ・ラマも同じことを言っています。どんなに一生懸命探しても、継続的な一貫した自分というのは存在しないと。あるのはただ、変化とうつろいやすさだけです。
(中略)あなた方は人生を体験するために創造しているのですから、どうぞ充分に体験してください。こういうわけで、カルマというのは実にお笑いぐさです。カルマも一時的なものにすぎません。過去の行為にもとづいてカルマを創りたければ、この瞬間、どのような状態でも好きなものを確実に創ることができます。どちらにしても、あなたはあらゆる瞬間に〈自分〉を創造しているわけです。」
(以上、本文より)
▼目次
第3部 インド
--12 旅はつづく
--13 デリーからシムラへ--インドの一日目に学んだこと
--14 シムラ--バーソロミューの再登場
--あらゆる怖れの奥にある怖れ
--リラックスして楽しもう
--予期せぬ人のうれしい訪問
--15 シムラからカルパへ--意識のピラミッドと規律に関する議論
--別の自分が本当に存在するのか
--道なき道を示す
--規則や規範につまずく
-- 障害にぶつかる」というお告げ
--「しかしあきらめずにがんばると……」
--「……やがて目的地に着ける」
--16 カルパの一日目--カーラチャクラがはじまり、バーソロミューが解説する
--あなたはひとりぼっちではない
--師を持つとはどういうことか
--幸福を確実に手に入れる方法
--現代の平和の皇子
--バスはともかく、コックはどこだ?
--17 カルパの二日目--言葉にできないものを言葉にする
--“一なるもの”から幾多の物が生まれる
--幾多のことを知っている人々よ、今度は“一なるもの”を知りなさい
--覚醒してもお腹はすく
--18 カルパの三日目--バーソロミュー、個人的な質問に答える
--新しい成長の道
--セックス観を変える
--法王の謁見を得る
--19 カルパの四日目--空(くう)の瞑想と空間
--気のパワー
--エゴとは何か
--カルマに関するややこしい話
--のんびりした午後
--20 カルパの五日目--小さな自己に埋没する時期は終わった
--あなたが創造したものはあなたの責任
--一貫した自己は存在しない
--終わりにはじまりあり
--満月の夜
--21 別れ
※本書は『バーソロミューの旅日記〈下〉インド編』(マホロバアート、1999年刊)に加筆修正の上復刊したものです。
自分の中に常に存在する神秘的な「真我」に気づく旅
待望の復刊!
本書がバーソロミューの最後の本となります。
1992年、高次元存在バーソロミューとチャネラーとその一行たちによる日本・インド旅行が実施されました。本書はそのインド編です。
日本を発った一行はダライ・ラマの最高奥義を受けるためヒマラヤへ。
ダライ・ラマへのインタビューや最高奥義の「カーラチャクラ灌頂」の模様、そしてバーソロミューがそれらについてどう語ったかが詳細に記されています。
ユーモアと人間愛に満ちたバーソロミューは、覚醒意識に目覚めることを説いた日本編に続き、真我、意識のピラミッド、カルマ、エゴ、セックスなどについて語ります。
「あなたにできることはただひとつ、今この瞬間に意識を置いて、自分の中に常に存在する神秘的な“真我”に気づくことです。意識を常に現在の瞬間に置いて、この瞬間をあるがままに観察していると、過去からとぎれることなく存在しつづける分離した〈自分〉というものはないのだという真理に気づきます。」
「覚醒するには、強い願望を持ってそれに意識を集中する必要があります。」
「あなた方の目的は幸福になることではなくて、気づくことです。」
「広大なる“真我”または“神なる自己”または“大いなる光”があまりにもすぐ近くにいつもあるので、人はつい見過ごしてしまいます。」
「あなたは広大無辺の完全に目覚めたすばらしい意識であり、それを充分に体験するのはあなたの持って生まれた権利です。これからのあらゆる瞬間にそのことを完全に完璧に知るようになってほしいというのが、わたしの願いです。」
「思考や感情や行為がわき起こってきても、もとの静寂に何度も何度も立ち返ってください。自分の意識の前面に目覚めた意識が出てくるまで、そしてあらゆることが目覚めた意識の中で起きているのだとわかるまで、何度も静寂に戻ってください。」
「意識をいつも現在の瞬間に向けてください。目覚めた意識で一瞬一瞬を過ごしてください。目を覚ましましょう。自分の中に常に存在する創造のパワーに気づいてください。
あなたの人生が今の状態であるのは、あなたがたえずそのように創造しているからです。」
「純粋な意識には名前も形もありません。それは空(くう)です。躍動に満ち満ちている無です。いのちにあふれ、それ自体を自覚している静寂です。あなたが常に体験しているのはこれです。」
「あなたにできることはただひとつ、永遠に存在する愛の大海原に抱かれることだけです。」
「一日二十四時間目覚めた意識でいなければならないと思っていると、けっして成功できません。それは最終的な目標ではあっても、今それを自分に押しつけると、見事に失敗します。」
「誰かほかの人のエゴに対して嫌な感じがしたら、それは自分の一部でもあるのだと理解してその事実を受け入れなくてはなりません。」
「『あらゆる怖れの根底にあるのは死の怖れです。死の怖れというのは、死んだら何もないのではないかという怖れを表しています』
彼は人差し指をわたしたちのほうに向けた。
『人はひとつの世界から別の世界へ移ることを怖れているわけではありません。人が怖れているのは、ひとつの世界を離れたら、その後は何もないのではないかということです。ここでわたしが大声で強調したいのは、この現象界がすべてではない、という真理です。あなた方は人間の意識の根底にある怖れ、つまり種の絶滅の恐怖から何とか逃れようとしているのです。そのことを思い出してください。“永遠なるもの”が死滅することはあり得ないのですから、安心してください。永遠でないものだけが死滅します。』」
「カルマなどというものはありません。ただあるのは、過去の瞬間の記憶として人がこの瞬間に持ち込むものだけです。ダライ・ラマも同じことを言っています。どんなに一生懸命探しても、継続的な一貫した自分というのは存在しないと。あるのはただ、変化とうつろいやすさだけです。
(中略)あなた方は人生を体験するために創造しているのですから、どうぞ充分に体験してください。こういうわけで、カルマというのは実にお笑いぐさです。カルマも一時的なものにすぎません。過去の行為にもとづいてカルマを創りたければ、この瞬間、どのような状態でも好きなものを確実に創ることができます。どちらにしても、あなたはあらゆる瞬間に〈自分〉を創造しているわけです。」
(以上、本文より)
▼目次
第3部 インド
--12 旅はつづく
--13 デリーからシムラへ--インドの一日目に学んだこと
--14 シムラ--バーソロミューの再登場
--あらゆる怖れの奥にある怖れ
--リラックスして楽しもう
--予期せぬ人のうれしい訪問
--15 シムラからカルパへ--意識のピラミッドと規律に関する議論
--別の自分が本当に存在するのか
--道なき道を示す
--規則や規範につまずく
-- 障害にぶつかる」というお告げ
--「しかしあきらめずにがんばると……」
--「……やがて目的地に着ける」
--16 カルパの一日目--カーラチャクラがはじまり、バーソロミューが解説する
--あなたはひとりぼっちではない
--師を持つとはどういうことか
--幸福を確実に手に入れる方法
--現代の平和の皇子
--バスはともかく、コックはどこだ?
--17 カルパの二日目--言葉にできないものを言葉にする
--“一なるもの”から幾多の物が生まれる
--幾多のことを知っている人々よ、今度は“一なるもの”を知りなさい
--覚醒してもお腹はすく
--18 カルパの三日目--バーソロミュー、個人的な質問に答える
--新しい成長の道
--セックス観を変える
--法王の謁見を得る
--19 カルパの四日目--空(くう)の瞑想と空間
--気のパワー
--エゴとは何か
--カルマに関するややこしい話
--のんびりした午後
--20 カルパの五日目--小さな自己に埋没する時期は終わった
--あなたが創造したものはあなたの責任
--一貫した自己は存在しない
--終わりにはじまりあり
--満月の夜
--21 別れ
※本書は『バーソロミューの旅日記〈下〉インド編』(マホロバアート、1999年刊)に加筆修正の上復刊したものです。
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