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法廷調書

永山則夫

2,750円(税込)

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著者 永山則夫
出版社 月曜社
判型 四六判
頁数 352 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784865031232

商品内容

1968年の「連続射殺事件」について、法廷で永山本人が事実関係をあきらかにした、唯一の、そして最後の証言。

「犯行を犯した本人が一番自分の刑罰を知ってるんだよ。それも分かってほしい」
(第18回公判、昭和61年12月12日より)。

永山の裁判で事実関係が争われることはなく、永山自身が自分の軌跡を語ることはなかった。その数少ない例外が一審における石川義博による精神鑑定であり、もうひとつがこの高等裁判所における供述である。
被告人質問:遠藤誠弁護士

▼目次
刊行にあたって
永山裁判とは何だったのか(大谷恭子)
二人の永山則夫(井口時男)
法廷調書
--第十六回公判:昭和六十一年十一月十二日
--第十七回公判:昭和六十一年十一月二十六日
--第十八回公判:昭和六十一年十二月十二日
永山則夫略年譜

▼著者プロフィール
永山則夫(ながやま のりお)
1949年生まれ。連続射殺事件をおこし69年逮捕。獄中手記「無知の涙」や新日本文学賞受賞作「木橋」等、文筆活動によっても注目されてきた。1997年8月死刑執行。著書『捨て子ごっこ』『異水』他多数。永山裁判についての本で、近年の代表的なものに、『永山則夫 封印された鑑定記録』(堀川恵子、講談社文庫、2017年)、『死刑の基準 「永山裁判」が遺したもの』(堀川恵子、講談社文庫、2016年)がある。

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