| 著者 | C.レヴィ=ストロース 著 / 中澤紀雄 訳 |
|---|---|
| 出版社 | みすず書房 |
| 判型 | 四六判 |
| 頁数 | 256 頁 |
| ジャンル | 専門書 |
| ISBNコード | 9784622089032 |
19世紀以来、《未開》社会のある社会集団と特定の動植物や無生物(トーテム)との間に交わされる特殊な制度的関係はトーテミスムと呼ばれ、幾多の実地調査が重ねられてきた。しかしそれぞれの《未開》社会を調べるほどに、各事例の間には一般化できない種々の差異があることが分かってきた。
レヴィ=ストロースは、従来のトーテミスム理解は、人間と自然を非連続として捉えるキリスト教的思考の恣意と幻想にすぎないと批判する。フレイザー、ボアズ、マリノフスキー、デュルケームなどのトーテミスム理論を分析しつつ、トーテミスムについての新しい捉え方の先駆をルソーやベルクソンに見いだし、現実(自然)を前にした人間精神の操作、論弁的な思考の構造を明らかにする。
▼目次
今日のトーテミスム
序論
第1章 トーテム幻想
第2章 オーストラリアの唯名論
第3章 機能主義的トーテミスム
第4章 知性へ
第5章 心の中のトーテミスム
人類学の課題
あとがき(1970年5月)
みすずライブラリー版あとがき
文献
主要用語解説
▼著者プロフィール
クロード・レヴィ=ストロース 著
1908年11月28日ベルギーに生まれる。パリ大学卒業。1931年、哲学教授資格を得る。1935年、新設のサン・パウロ大学に社会学教授として赴任、人類学の研究を始める。1941年からニューヨークのニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチで文化人類学の研究に従事。1947年末パリに戻る。1959年コレージュ・ド・フランスの正教授となり、社会人類学の講座を創設。1973年アカデミー・フランセーズ会員に選出される。1982年コレージュ・ド・フランス退官。2008年プレイヤード叢書(ガリマール社、フランス)全1冊の著作集Œuvres刊。2009年10月30日、100歳で逝去。
仲澤紀雄(なかざわ のりお) 訳
1930年東京に生まれる。1953年東京大学教養学部教養学科卒業。フランス政府給費生として渡仏。1970年帰国。フランス哲学・思想専攻。
レヴィ=ストロースは、従来のトーテミスム理解は、人間と自然を非連続として捉えるキリスト教的思考の恣意と幻想にすぎないと批判する。フレイザー、ボアズ、マリノフスキー、デュルケームなどのトーテミスム理論を分析しつつ、トーテミスムについての新しい捉え方の先駆をルソーやベルクソンに見いだし、現実(自然)を前にした人間精神の操作、論弁的な思考の構造を明らかにする。
▼目次
今日のトーテミスム
序論
第1章 トーテム幻想
第2章 オーストラリアの唯名論
第3章 機能主義的トーテミスム
第4章 知性へ
第5章 心の中のトーテミスム
人類学の課題
あとがき(1970年5月)
みすずライブラリー版あとがき
文献
主要用語解説
▼著者プロフィール
クロード・レヴィ=ストロース 著
1908年11月28日ベルギーに生まれる。パリ大学卒業。1931年、哲学教授資格を得る。1935年、新設のサン・パウロ大学に社会学教授として赴任、人類学の研究を始める。1941年からニューヨークのニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチで文化人類学の研究に従事。1947年末パリに戻る。1959年コレージュ・ド・フランスの正教授となり、社会人類学の講座を創設。1973年アカデミー・フランセーズ会員に選出される。1982年コレージュ・ド・フランス退官。2008年プレイヤード叢書(ガリマール社、フランス)全1冊の著作集Œuvres刊。2009年10月30日、100歳で逝去。
仲澤紀雄(なかざわ のりお) 訳
1930年東京に生まれる。1953年東京大学教養学部教養学科卒業。フランス政府給費生として渡仏。1970年帰国。フランス哲学・思想専攻。