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精神疾患と心理学 新装版

ミシェル・フーコー 著 / 神谷美恵子 訳

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著者 ミシェル・フーコー 著 / 神谷美恵子 訳
出版社 みすず書房
判型 四六判
頁数 184 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784622089025

商品内容

本書はジャン・ラクロワ監修の哲学入門のシリーズの一冊として刊行されたフーコーの処女作である。
「精神の病理と身体の病理とは本質的に異なった次元のものではないか?」という根本的な問いが最初に投げかけられ、現代の心理学・精神医学の業績を精細にたどりつつ、鋭い批判と独創的な人間考察を展開している。ことに第二部の「狂気と文化」においては、「狂気は、その文化自体のポジティヴな表現である」とする論理を生きいきと叙述し裏づけてゆく。
構造主義的思考の芽生えを知る最良のフーコー入門。

▼目次

第一章 精神の医学と身体の医学
--第一部 病の心理学的次元
第二章 病と進化発達
第三章 病と個人の生活史
第四章 病と実存
--第二部 狂気と文化

第五章 精神疾患の歴史的形成
第六章 総体的構造としての狂気
結論
精神医学史年表

訳注
訳者あとがき
人名索引

▼著者プロフィール
ミシェル・フーコー 著
1926-1984。フランスのポワチエに生まれる。高等師範学校およびソルボンヌ大学で哲学と心理学を専攻。1955年からスウェーデン・ウプサラのフランス学院院長、つづいて1960年まで、ワルシャワ、ハンブルクのフランス学院院長を歴任。クレルモン=フェラン大学、チュニス大学、ヴァンセンヌ実験大学の哲学教授を経て、1970年よりコレージュ・ド・フランス「思考システムの歴史」講座教授。1970年と1978年の二度来日。1970年代後半から80年代にかけて、しばしばアメリカ滞在(特にカリフォルニア大学バークリー校で講義)。1984年6月25日、パリのサルペトリエール病院でエイズにより没。

神谷美恵子(かみや みえこ) 訳
1914-1979。岡山に生まれる。1935年津田英学塾卒業。1938年渡米、1940年からコロンビア大学医学進学課程で学ぶ。1941年東京女子医学専門学校(現・東京女子医科大学)入学。1943年夏、長島愛生園で診療実習等を行う。1944年東京女子医専卒業。東京大学精神科医局入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957-72年長島愛生園精神科勤務(1965-1967年精神科医長)。1960-64年神戸女学院大学教授。1963-76年津田塾大学教授。医学博士。1979年10月22日没。

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