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ピカドン -ある原爆被災者の記録-

福島菊次郎

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著者 福島菊次郎
出版社 復刊ドットコム
判型 B5変・上製
頁数 122 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784835454917
商品内容
反骨の報道写真家が、15年にわたり広島の被爆者一家を追った“伝説”の写真集。
半世紀の時を超えて、ついに復刊!


2015年に、94歳で亡くなった報道写真家・福島菊次郎。
彼が広島の被爆者・中村杉松一家を15年にわたって撮り続けた、歴史的な記録写真集です。

広島と長崎の悲劇は、被爆直後の惨状や原爆病院の存在だけではありません。
福島菊次郎が追い続けた中村さん一家の窮状は、決して特別なことではないのです。
福島自身も苦しみながら被爆者のその後をカメラで追った問題作!!
世界で唯一の被爆国として、後世に遺さなくてはならない一冊が、ついに復刊します。

▼内容
1945年8月6日に投下された原子力爆弾。それは広島市江波区の働き者だった漁師一家10人の平穏な暮らしを一変させた。
爆心地付近でピカドンの光をあびた中村さん。急性の放射能症状に苦しんだものの、中村さんは死ななかった。火傷には牛のフンを塗り、秋ごろには床の上に起き上れるように…。死の街をのがれて生きのび、ひととき回復の喜びにひたっていた中村さん一家。
しかし、被爆の後遺症は徐々に中村さんの体を蝕みはじめる。


この写真集は多くの紛糾を持ち込むことになるかも知れない。だが、仕方がない… と私は思うのだ。これによってヒロシマの土にうもれつつある不幸の実態を少しでも明るみに出すことができ、このことを通じて人類のために何らかの貢献をなしうるだろうと信ずるからだ。

福島菊次郎(1961年6月)

※日本写真評論家協会賞受賞作品

読後レビュー (全1件)

二度とあってはならない。

原爆の被害にあった方々、本当は被害者の筈なのに助けられるべき筈なのに、現実はあまりに惨く悲惨な過程を余儀なくされた無念さと行政も含めた周りの人たちの非情さが伝わってきました。あの当時の環境からすれば致し方無かった部分もあるかもしれませんが、広島、長崎に係わらず世界中どこの街でも二度と起きてはならない又起こしてはならない惨状だと思いました。残されたご家族の方の幸福をお祈りいたします。

2017/07/02

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復刊投票時のコメント (全11件)

原爆記念館の展示内容が変更されてから、より詳しい原爆の被害を残したものが欲しいと思っていました。被爆者の方も高齢になり、語り部も代替わりしています。当時の記録を残すのは、被爆国としての義務のように思い...

2016/08/10

数年前、デイズ・ジャパンで寄付を募って出版がありましたが、先日、朝のnhkニュースで特集した放映もありました。 ドキュメントの放送予定は、言っておりませんでしたが、復刻リクエスト写真集の際...

2016/08/10

もう、絶対に復刊するべき写真集です! 戦争体験者が皆無になろうとするこの時期、何よりもリアルな情報が必要です。 福島菊次郎さんも昨秋亡くなり、証言者がいなくなっていいます。 写真集としても、まれ...

2016/08/03

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2016/08/03

過去を学ばなければ、未来に目を閉じてしまうと教えられて育ちました。真実を知ろうとしなければ、過去が繰り返されてしまうと思います。いまこの危うい政治状況の中で、過去の戦争を繰り返させないためにも、この本...

2017/04/28

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