激烈イラスト対決、三すくみ！
センスと技術と想像力が乱舞する、常識をなぎ倒す大喜利SHOW、ついに書籍化！

2014年から、イラスト誌「季刊エス」とWebサイトにて不定期連載を行ってきた、3人の絵描きのイラスト大喜利企画『俺たち！ ピラミッド！ MKK』がついに書籍化。
本企画は、小岐須雅之、五月女ケイ子、寺田克也という、スタイルもテイストも異なる3人の絵描きが、読者から投稿されたお題に合わせて、毎回イラストを描き下ろし、その完成した3枚のイラストをネタに、それぞれの素の部分が見える楽しいお喋りから、創作におけるアイデア出し、真面目な「絵」の話に至るまで、盛り沢山に語り合うというもの。
全12回分の大喜利対決（カラーイラストギャラリー＆ふりかえりトーク）に加え、録り下ろし対談（PUFFY 大貫亜美×小岐須雅之／バカリズム×五月女ケイ子／カサンドラ宮城×寺田克也）、撮り下ろしライブペインティング、精神科医・星野概念（「BRUTUS」「CREA」等でコラム執筆）によるイラスト分析コラムなど、書籍だけの新規企画も盛り沢山に収録！ カラー＆モノクロ240ページ。

▼著者プロフィール
小岐須雅之（おぎす まさゆき）
イラストレーター。1972年生まれ、東京都出身。出版社勤務を経て96年に渡米。98年帰国以降イラストレーターとして活躍する。自由な発想と描線、ヴィヴィッドな色彩にクールでキュートな乙女像が魅力。ANNA SUIなどのファッションブランドや、湘南国際マラソンなどの広告、「marie claire（USA）」、「ELLE（UK）」といった雑誌、京極夏彦『ルー＝ガルー』（徳間書店）などの書籍装画etc… 多岐に渡って活躍。2012年には初画集『PHENOMENONーフェノメノンー』（飛鳥新社）を出版。そのほか、西武百貨店、GUERAN、鈴木清順『ピストルオペラ』の広告や、京都コンピュータ学院/京都情報大学院大学のCMアニメーション（ガイナックス）、夢枕獏『魔獣狩り』（祥伝社）、三崎亜記『コロヨシ!!』（角川文庫）の装画などを手がける。またアニメ『スペースダンディ』（BONES）では、ゲストキャラクターデザイナーとして参加。

五月女ケイ子（そおとめ けいこ）
イラストレーター、コラムニスト。2006年、書籍『新しい単位』シリーズのイラストで注目され、『毛髪川柳』シリーズや『淑女のエチケット』（扶桑社）、古事記を大胆にギャグマンガ化した『五月女ケイ子のレッツ!! 古事記』など、話題の書籍を世に送り出す。『謎解きはディナーのあとで』『ビギナー』『禁じられた遊び』『草野☆キッド』などのテレビ番組でも常にインパクトのあるイラストで参加。また、コントユニット「男子はだまってなさいよ！」や「シティーボーイズライブ」の舞台に女優として出演。著書は『バカ昔ばなし』（細川徹との共著／ティー・オーエンタテインメント）、『淑女の身の上相談』（祥伝社）、『五月女ケイ子のレッツ!! 古事記』（講談社）、『毛髪川柳』（挿絵／日本文芸社）、『新しい単位』（挿絵／扶桑社）など多数。LINEスタンプ「五月女ケイ子のごあいさつスタンプ」、「帰ってきた五月女ケイ子のごあいさつスタンプ」でも人気を集める。昨年には渋谷パルコ「PARCOミュージアム」での大規模個展を行い、今年5月には大阪・梅田ロフトでの凱旋展決定！ また「TV Bros.」「an・an」など連載も多数。

寺田克也（てらだ かつや）
漫画家、イラストレーター。1963年岡山県生まれ。マンガ、小説挿絵、ゲーム、アニメのキャラクターデザインなど幅広い分野で活躍。幼い頃から時間、場所を問わず絵を描く“ラクガキング”。カラーイラストではいち早くPainterを採用しデジタルイラスト業界を牽引。肉感的でリアルな描写と独特の厚塗りは多くの追随者を生んだ。『西遊奇伝大猿王』、『ラクダが笑う』などのマンガ作品、「バーチャファイター」シリーズ、『BUSIN』などのゲームのキャラクターデザイン、『ヤッターマン』（メカニックデザイン）、『仮面ライダーW』（クリーチャーデザイン）、『パシフィック・リム』（ポスターイラスト）など、様々な仕事を手がける。著書は『寺田克也ココ10年 KATSUYA TERADA 10 TEN -10 Years Retrospective』『DRAGON GIRL ＆ MONKEY KING （寺田克也画集）』『絵を描いて生きていく方法？』など。近年は海外での個展、ライブペインディングの機会も多い。

※本書は復刊ではなく、新刊の書籍です。