58年ぶりに復刻した幻のビンテージ＝『鉄腕アトム』の
最初の単行本、第4～8巻も、続けて復刊決定！

巨匠・手塚治虫の代表作で、海外での実写映画化でも新たな話題を呼ぶSFコミックの永遠の名作『鉄腕アトム』。
数多くの単行本が刊行されている中、唯一未復刻のため“幻”の秘宝と言われた、日本初のアトム単行本＝光文社・ハードカバー版（1956-57年・全3巻）の、当社（復刊ドットコム）による初復刻が、ファンの間で大評判を呼んでいます。
「続巻もぜひ！」と熱い声が多数寄せられたため、当時、3巻本の大成功後に＜手塚治虫漫画全集＞という冠のもと、キャンバス地をバックにした新たなカバーデザインで、同じ光文社から刊行された第4～8巻（全5巻）を、この復刻シリーズの続巻として刊行！

記念すべき“アトムの最初の単行本”であり、その内容も、手塚先生本人による描き下ろし部分も含めて、雑誌連載版や、のちのカッパ・コミクス版などと随所で異なりながら、今まで一度も復刊されなかったため、古書市場でも高額プレミアが付き、美本での揃いの入手はほぼ不可能とさえ言われる、世紀の稀覯本。その、日本漫画史における文化財的価値を踏まえての、意義ある復刊をめざします。

原本どおりのハードカバー、レトロな特色使用の本文（2C・1C）。この単行本でしか読めない描き下ろしの本文「つなぎシーン」や、オリジナルイラスト使用の凝った見返し、総扉、奥付、懐かしいアトムの広告に加えて、手塚先生による貴重な巻末エッセイも復刻。
印刷・造本など、当時の“時代感”を可能な限り忠実に再現。他の「アトム」単行本では決して味わえない、独特の格調ある風情は、“昭和の美”の結晶と言っても過言ではありません。
前3巻に勝るとも劣らないタイムスリップ感とクオリティ、そして、3巻＋5巻＝計8巻が揃った堂々たる威容を、どうぞお楽しみ下さい！

▼『鉄腕アトム』の主な刊行種類について
【1】雑誌『少年』連載版：弊社「鉄腕アトム《オリジナル版》復刻大全集」にて復刻済。
【2】光文社・初単行本版：今回、初のシリーズ復刻。
【3】カッパ・コミクス版：小学館クリエイティブ「カラー限定版BOX」にて復刻済。
【4】サンコミックス版：1970年代以降の最終決定版として、その後、数多く刊行。

※このうち、未復刻である【2】を、今回、可能な限りオリジナルに近い仕様にて復刻します。
※光文社版『鉄腕アトム』単行本は、当初の3巻のあとに続巻となり、4巻から8巻まで刊行されましたが、それらは全集扱いで、統一のカバーデザインとなりました。

▼6巻の収録エピソード：
ロボット爆弾の巻、ブラック・ルックスの巻

▼商品本体イメージ画像：（クリックで拡大します）
◇左から：「総扉（2色／描き下ろし）」「ロボット爆弾（2色／描き下ろし）」「天馬博士も再登場！（2Cカラー）」「手塚先生のエッセイもそのまま復刻！」「各巻 カバー裏イラスト（4色／描き下ろし）」


監修：手塚プロダクション　出版協力：光文社
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