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国家とは何か 政治理論序説 新装版

A・P・ダントレーブ 著 / 石上良平 訳

国家とは何か 政治理論序説 新装版

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国家とは何か 政治理論序説
著者 A・P・ダントレーブ 著 / 石上良平 訳
出版社 みすず書房
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784622051367

商品内容

アリストテレスは、人間は国家の外にあっては、神か動物とならねばならず、法と正義から切離されては、動物のなかの最悪のものですらあると言う。この書は、人間の政治的運命にとって最も基本的な国家の観念について、新しいパースペクティヴを開く独創的試みである。著者は、国家に対するアプローチの三つの視角--実力・権力・権威--を厳密に区別する。それにより、ギリシアから現代にいたる学者・法律家・哲学者の国家の観念に鋭い分析の刃があてられるのである。
国家とは、政治的現実主義者の信ずるような単なる<実力>の組織ではない。<権力>の合法的な保持者にとって、それは本質的に一個の法的構成体である。しかし、法理論家も、合法性をこえて正当化された<権威>としての国家について、十分な説明を与えることはできない。しかも国家はまさにこれあるが故に、市民意識であれ、愛国心であれ、人間の政治的義務感に支えられて存立することができたのであある。
したがって問題はこうである。実力を法に、恐怖を尊敬に、強制を同意に--必然を自由に、と変形させうるのは、いったい何であるか。本書は、この実力が権威になるまでの神秘的な過程に、初めて国家の本質を考究した名著である。

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