構造・安定性・ゆらぎ ~その熱力学的理論
P・グランスドルフ I・プリコジン / 松本元 竹山協三 訳
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| 著者 | P・グランスドルフ I・プリコジン / 松本元 竹山協三 訳 |
|---|---|
| 出版社 | みすず書房 |
| ジャンル | 専門書 |
| ISBNコード | 9784622025313 |
熱・流体力学における基礎概念、構造・安定性の問題を非平衡熱力学の立場から統一的に概説する。
力学系の状態を完全に記述しようとすれば、系の分子の座標と運動量、あるいはその波動関数を求めなければならない。しかしこうしたやり方を物理化学あるいは生物学における系に適用するのは、およそ実際的ではない。熱力学や流体力学の方法が重要であるのは、巨視的な系を「単純化した言葉」で記述しうることにある。
近年、不可逆過程の熱力学の発展によって、巨視的な方法を平衡にない系にも適用できるようになったが、本質的には平衡の近傍に限られたものでしかなかった。本書の中心課題は、熱力学の方法を平衡状態はもとより非線形性や不安定性をも含むあらゆる現象へ拡張することにある。
「開放系に現われる構造の問題は、物理学、流体力学における基礎的問題であると同時に、生物系を扱う研究者にとっても心得ておくべき重要な問題である。しかし、物理、化学、生物、あるいは社会科学等の諸領域にかかわりを持つこの間題の研究が、独自の一分野として認識されだしたのはごく最近のことであり、従来まとまった講義、あるいは単行本を通じて接することは難しかった。本書はこの問題一般に対する初の入門書というべきものであり、主に非平衡熱力学の立場から統一的な観点を得ようとしたものである。」(「訳者あとがき」)
力学系の状態を完全に記述しようとすれば、系の分子の座標と運動量、あるいはその波動関数を求めなければならない。しかしこうしたやり方を物理化学あるいは生物学における系に適用するのは、およそ実際的ではない。熱力学や流体力学の方法が重要であるのは、巨視的な系を「単純化した言葉」で記述しうることにある。
近年、不可逆過程の熱力学の発展によって、巨視的な方法を平衡にない系にも適用できるようになったが、本質的には平衡の近傍に限られたものでしかなかった。本書の中心課題は、熱力学の方法を平衡状態はもとより非線形性や不安定性をも含むあらゆる現象へ拡張することにある。
「開放系に現われる構造の問題は、物理学、流体力学における基礎的問題であると同時に、生物系を扱う研究者にとっても心得ておくべき重要な問題である。しかし、物理、化学、生物、あるいは社会科学等の諸領域にかかわりを持つこの間題の研究が、独自の一分野として認識されだしたのはごく最近のことであり、従来まとまった講義、あるいは単行本を通じて接することは難しかった。本書はこの問題一般に対する初の入門書というべきものであり、主に非平衡熱力学の立場から統一的な観点を得ようとしたものである。」(「訳者あとがき」)