ゴーギャン オヴィリ 野蛮人の記録

ポール・ゴーギャン 著 / ダニエル・ゲラン 編 / 岡谷公二 訳

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著者 ポール・ゴーギャン 著 / ダニエル・ゲラン 編 / 岡谷公二 訳
出版社 みすず書房
判型 A5
頁数 392 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784622015215
商品内容
本書は、ポール・ゴーギャンが書き残した尨大な文章(自伝、回想、エッセイ、論文、紀行、書簡)を集成したもので、フランス本国においても未紹介の資料や、新発見のテクストを多数おさめている。ゴーギャンの《生と芸術》に関心をいだく読者にとって待望の書といえよう。

わが国でもっとも広く読まれているゴーギャンの著作は、タヒチ紀行「ノア・ノア」であろう。しかし、これまでの流布本は、友人の象徴派詩人シャルル・モーリスが大幅に手を加えたものを底本にしており、オリジナルにくらべると〈はるかに真実味の薄い、誇張された〉ものであった。ゴーギャン自筆の原稿をはじめて翻訳した本書は従来看過されていた真の意図を明らかにし、彼の素顔を示してくれるであろう。また、レンブラント、ドガ、セザンヌ、ゴッホ、ルドン、マラルメ、ランボー等に関する思い出やエッセイはこの創造的な芸術家・思想家の内面を語ると同時に、魅力的な作家論ともなっている。

〈私は単純な、ごく単純な芸術しか作りたくないんです。そのためには、汚れない自然の中で自分をきたえなおし野蛮人にしか会わず、彼等と同じように生き、子供がするように原始芸術の諸手段をかりて、頭の中にある観念を表現することだけにつとめなければなりません。こうした手段だけが、すぐれたものであり、真実のものなのです〉(タヒチに発つ前、1891)

〈私は野蛮人だし、今後も野蛮人のままでいるつもりだ〉(死の直前)

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