マットの獅子王‐アントニオ猪木伝‐【上】
梶原一騎/真樹日佐夫/小畑しゅんじ
1,980円(税込)
(本体価格 1,800 円 + 消費税10%)
配送時期:3~6日後
著者 | 梶原一騎/真樹日佐夫/小畑しゅんじ |
---|---|
出版社 | マンガショップ |
判型 | B6版並製 |
ジャンル | コミック・漫画 |
商品内容
アントニオ猪木のルーツに梶原一騎、真樹日佐夫、小畑しゅんじが迫った幻のセミドキュメントコミック!!
あらすじ
1976年2月7日、日本武道館。“格闘技世界一決定戦”と銘打たれた
一戦でアントニオ猪木は、柔道無差別級金メダリストのウィリエム・
ルスカをバックドロップ三連発で撃破!ここに辿り着くまでに乗り
越えてきた数々の試練を胸に秘め、次戦にボクシング世界ヘビー級
チャンピオンのモハメド・アリ戦をぶち上げるのだった——。
少年、猪木寛至は祖父の決心により新天地を求めブラジルに一家で
移民することになった。途中祖父の死に直面しながらもなんとか到着
したブラジルは新天地とは名ばかりで、恐怖と暴力が支配する地獄さ
ながらの農場であった……。奴隷生活を強いられながらも前向きに生
きる猪木一家に残虐農場主の魔の手が迫る!
解説
日本プロレス界の象徴であり、総合格闘技の礎を築いた�W燃える闘魂”
アントニオ猪木——。そのルーツを劇画化した幻の作品が存在する。
そう、あなたが今手にとっている『マットの獅子王』だ。
作品が発表されたのは1976年の5月。モハメド・アリとの格闘技世界一決
定戦の直前ということもあり(結果的に「世紀の凡戦」と酷評されてし
まうのだが)、猪木に対する世間の期待感が高まっている時期だった。
そんな追い風ムードの中、「週刊少年キング」誌上で連載がスタートし
た本作。ブラジル移民時代から日本プロレスでの活躍を中心に描かれて
おり、力道山、豊登、ジャイアント馬場、大木金太郎といったプロレス
黎明期に名を刻んだ往年のスターレスラーも多数登場している。
だが、見所は何といっても原作・構成を当時のプロレス・格闘技界と密接
な関係にあった梶原一騎、真樹日佐夫兄弟が担当していることだろう。
少年時代に一家でブラジル移民となるエピソードでは、悪の農場主に“ブ
ラックパワー殺しのトリオ”なる物騒な刺客を放たれ兄弟で立ち向かっ
たり、力道山が仏のように優しく猪木の成長を見守ったりするなど、事
実とファンタジーを融合させる梶原&真樹テイストが随所に散りばめら
れたセミドキュメントコミックに仕上がっている。
近年、『アントニオ猪木自伝 』(新潮社)、『1976年のアントニオ猪木』
(文藝春秋)といった名著が発表され話題になったが、それらの作品とは
また一味違うアントニオ猪木のルーツをダーッ!と楽しんでほしい。
初出
「週刊少年キング」(少年画報社)
1976年19号〜35号
あらすじ
1976年2月7日、日本武道館。“格闘技世界一決定戦”と銘打たれた
一戦でアントニオ猪木は、柔道無差別級金メダリストのウィリエム・
ルスカをバックドロップ三連発で撃破!ここに辿り着くまでに乗り
越えてきた数々の試練を胸に秘め、次戦にボクシング世界ヘビー級
チャンピオンのモハメド・アリ戦をぶち上げるのだった——。
少年、猪木寛至は祖父の決心により新天地を求めブラジルに一家で
移民することになった。途中祖父の死に直面しながらもなんとか到着
したブラジルは新天地とは名ばかりで、恐怖と暴力が支配する地獄さ
ながらの農場であった……。奴隷生活を強いられながらも前向きに生
きる猪木一家に残虐農場主の魔の手が迫る!
解説
日本プロレス界の象徴であり、総合格闘技の礎を築いた�W燃える闘魂”
アントニオ猪木——。そのルーツを劇画化した幻の作品が存在する。
そう、あなたが今手にとっている『マットの獅子王』だ。
作品が発表されたのは1976年の5月。モハメド・アリとの格闘技世界一決
定戦の直前ということもあり(結果的に「世紀の凡戦」と酷評されてし
まうのだが)、猪木に対する世間の期待感が高まっている時期だった。
そんな追い風ムードの中、「週刊少年キング」誌上で連載がスタートし
た本作。ブラジル移民時代から日本プロレスでの活躍を中心に描かれて
おり、力道山、豊登、ジャイアント馬場、大木金太郎といったプロレス
黎明期に名を刻んだ往年のスターレスラーも多数登場している。
だが、見所は何といっても原作・構成を当時のプロレス・格闘技界と密接
な関係にあった梶原一騎、真樹日佐夫兄弟が担当していることだろう。
少年時代に一家でブラジル移民となるエピソードでは、悪の農場主に“ブ
ラックパワー殺しのトリオ”なる物騒な刺客を放たれ兄弟で立ち向かっ
たり、力道山が仏のように優しく猪木の成長を見守ったりするなど、事
実とファンタジーを融合させる梶原&真樹テイストが随所に散りばめら
れたセミドキュメントコミックに仕上がっている。
近年、『アントニオ猪木自伝 』(新潮社)、『1976年のアントニオ猪木』
(文藝春秋)といった名著が発表され話題になったが、それらの作品とは
また一味違うアントニオ猪木のルーツをダーッ!と楽しんでほしい。
初出
「週刊少年キング」(少年画報社)
1976年19号〜35号
読後レビュー
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