MY HIROSHIMA

森本順子

1,650円（税込）

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著者	森本順子
出版社	復刊ドットコム
判型	A4、上製
頁数	40 頁
ジャンル	文芸書

商品内容

【備考】英語（訳文あり）

＜本文より＞
I was hit by a thunderous flash and an explosion of sound.
My eyes burnt - everything went black.I held my sister.
Everything faded away - I thought I was dying.

突然、ものすごい爆発の轟音と閃光に私はうたれた。　
眼がやけたようになって、全ては真っ暗闇になった。
私は姉にしがみついた。
暗い闇の底へと落ちながら、
私は死んでいくんだと思った。

著者本人の体験から、戦争の恐ろしさ、原爆の怖さを読み継がれてきた海外の絵本がついに日本で発売！オーストラリアの副教材として使われるほど内容の評価が高いです。本文は英語ですが、最終ページに翻訳文がついています。

【著者プロフィール】
1932年広島に生まれる。1945年広島女学院高女2年のとき被爆。同校卒業後、京都市立美術大学に進学。1983年からオーストラリア・シドニーに在住し、世界的に著名な画家・絵本作家として活躍中。本書はオーストラリアの副教材として使われているほど評価が高い。他、オーストラリアで受賞された絵本作品も数多い。母校広島女学院に、MY HIROSHIMAの原画碑が建立されている。

日野原重明氏（聖路加国際病院理事長・名誉院長）推薦！

広島に生まれ、彼女が女学校2年になった61年前の8月6日の朝、原爆が投下され16万もの人々を死なせた。それまでは4人兄妹の末っ子で、楽しく過ごしていた。広島は原爆で一変して地獄となった。そのすさまじい光景を、今オーストラリアに住む著者が思い出して一冊の絵本にされた。原子爆弾投下が広島を一瞬にして荒廃させ、おびただしい数の死をもたらした事実を、親しみのある絵とやさしい英文でこれほど実感をもって示す本は少ないと思う。平和を望む世界の人々に読んでほしい。