中古で持ってるのですが、とにかく、改題の部分が学術的に価値がある。
筆者はとても多面的で、長きにわたり活動をし、またとらえられてきていて、膨大な雑誌掲載・単行本・文庫本とすべてを確認することは専門家でも不可能で。
そこを、複数人の学者が連携し、資料保存者の協力を得て、筆者のみに関わらず文学史、文壇史、美術史を縦横無尽に行き来する雑感（雑文）、直筆原稿もふくめて判明している書誌情報をふくめ、できる限りのせるという編集をされており、正直、文学・文芸ジャンルの武者小路個人だけをを顕彰するのみにとどまらない。
将来の学術を視野に入れてもあまりある情報量をふくんでいます。生ける巨人を伝えるのに、また、仲間達、後輩、先輩の作家たちの積み重ねたものの重みを伝えるのに十分な名全集。多くの人に読まれるように新刊を希望します。

現状気軽に手を出して読める作品は限られており、全集にあたればよいかと思えば全集さえ絶版という事実に愕然とさせられます。読みたいです。

学生時代、この本を読むことで心が穏やかになった為。

今では気軽に読めない作品も多く、また、装丁が今の時代にもひけをとらないシリーズです。ぜひお願いします！

この作者にしては、ユーモアを含んだものは珍しいと思ったから。

白樺派に興味があります。今では書籍として流通していない著者の本が揃っている。北海道立文学館で全揃えを見ましたが有島兄弟文士全員入っていて、特に白樺を抜ける前のなので復刊していただきたいです。

読みたい。

是非とも読んでみたいです。

この人の作品は本当に言葉の一つ一つが美しい。
そんな作品たちが一部しか出版されていないのはもったいない。

私は【愛と死】が今のところ一番好きだけれど
まだ知らない作品も知りたい。出来ることなら全て。

なので
復刊されたら(すぐ金銭的に無理だろうけれど)是非、買いたい。

若い人たちに是非とも読んで欲しい。

話術の達人、洒脱な夢声さんの声を活字で追いかけてみたいと思います。

若い世代には「真理先生」が好まれるようですが、年配の方ですと、この「幸福者」に強く感銘を受けられた方が多いようです。
漱石の「こころ」が夏の100冊にあるのならば、武者小路実篤は「友情」だけでなく「幸福者」が選ばれてもいいのでは（過去に選ばれたことがあるかもしれませんが未確認）。
個人的には「第三の隠者の運命」と同じぐらい考えさせられる文学作品ですので、「幸福者」の復刊を望みます。

集めて読みたい山谷五兵衛ものには欠かせない一冊です。ほのぼの、しみじみ、いいお話ばかりです。『真理先生』が楽しく読めた方にはスピンオフ的なこの短編集もお勧めします。復刊を希望します。

こちらも読みたいです。

武者小路実篤の本を本屋で見かけることはあまりないですが、まだまだ読まれていい作家です。僕の持っているこの『山谷五兵衛』は河出書房の上製本で、古本のためかなりガタがきています。他の角川文庫と同じシリーズであれば、みなさんに親しみやすいと思います。復刊を希望します。（ちなみにISBNコードはB000JAXHZGだと思いますが、なにぶん古い本なのと手元にないので間違っていたらすみません。）

武者小路実篤さんの作品は、どれも好きです。
他にも作品があるなら是非読んでみたい!!です。

日本の名随筆シリーズで入手困難な一冊。

解説が面白いのに。なんで絶版なんだろう。

読んでみたいです。

文庫判の大きさでは物足りないので、ぜひ単行本の形でも復刊を希望します。