マスクメロンさんのページ 復刊リクエスト投票 機動戦士ガンダム外伝コロニーの落ちた地で 【著者】『連邦編』 作画・祭丘ヒデユキ 協力・千葉智弘(スタジオオルフェ) 『ジオン編』 作画・木下ともたけ 本作、特に祭丘ヒデユキ先生の「連邦編」に関してはネットにもほとんど情報がないため、 長年気になっていたのですが、先日国会図書館を利用して購読したところ、わずか3話ながら濃密な内容に衝撃を受けました。 レイヤー隊長が熱血寄りの性格だったり、アニタがレイヤーに対しても軽口をたたく関係であるなど、現在定着しているキャラクター像からは離れている部分があるのですが、レイヤーがオーストラリア出身であるという点は一致しており、かつてコロニー落としから人々を守れなかったことに悔恨の念を抱いている様子が語られるなど人物の掘り下げはしっかりとしたものになっています。 そのほか、ヴィッシュから停戦を持ち掛けられる場面ではあえて戦闘継続を選択する展開となるなど、小説版とは別の切り口でストーリーが描かれており、ジオンの正義のために戦うヴィッシュとレイヤーとの信念が激突する最終決戦は手に汗握る展開です。 コロ落ちのファンならば一度は読んでほしい傑作であると感じたので、ぜひ知名度が上がってほしいです。(2025/07/05)
復刊リクエスト投票
機動戦士ガンダム外伝コロニーの落ちた地で
【著者】『連邦編』 作画・祭丘ヒデユキ 協力・千葉智弘(スタジオオルフェ) 『ジオン編』 作画・木下ともたけ
レイヤー隊長が熱血寄りの性格だったり、アニタがレイヤーに対しても軽口をたたく関係であるなど、現在定着しているキャラクター像からは離れている部分があるのですが、レイヤーがオーストラリア出身であるという点は一致しており、かつてコロニー落としから人々を守れなかったことに悔恨の念を抱いている様子が語られるなど人物の掘り下げはしっかりとしたものになっています。
そのほか、ヴィッシュから停戦を持ち掛けられる場面ではあえて戦闘継続を選択する展開となるなど、小説版とは別の切り口でストーリーが描かれており、ジオンの正義のために戦うヴィッシュとレイヤーとの信念が激突する最終決戦は手に汗握る展開です。
コロ落ちのファンならば一度は読んでほしい傑作であると感じたので、ぜひ知名度が上がってほしいです。(2025/07/05)