es8-beanさんのページ 復刊リクエスト投票 幽霊の塔 【著者】西条八十 昭和27年少女クラブ1月号~12月号?連載 十五歳の三上秀子は勤め先の工場閉鎖で職を失った矢先オカルト研究家近藤俊二の幽霊屋敷の情報を求める新聞広告を見る。亡き母がくれた暗号文と幽霊屋敷につながりを予感した秀子は近藤に助手として雇ってもらい、折り良く入った幽霊屋敷の情報をもとに調査に出ることとなった。 秋田の幽霊屋敷はその名に恥じず、二人が着いた日から人間の倍の大きさの顔の化け物が窓から二人を覗きこみ、いつのまにか犬の惨殺死体が部屋に持ち込まれ、次の日には犬の死骸はおろか血痕まで消えているのだ・・・という話で、作者が読者を飽きさせないよう目まぐるしく物語がすすみ楽しいです。西条八十の作品のなかでも復刊する価値の在る作品の一つです(2003/01/09)
復刊リクエスト投票
幽霊の塔
【著者】西条八十
十五歳の三上秀子は勤め先
の工場閉鎖で職を失った矢先
オカルト研究家近藤俊二の幽
霊屋敷の情報を求める新聞広
告を見る。亡き母がくれた暗
号文と幽霊屋敷につながりを
予感した秀子は近藤に助手と
して雇ってもらい、折り良く
入った幽霊屋敷の情報をもと
に調査に出ることとなった。
秋田の幽霊屋敷はその名に
恥じず、二人が着いた日から
人間の倍の大きさの顔の化け
物が窓から二人を覗きこみ、
いつのまにか犬の惨殺死体が
部屋に持ち込まれ、次の日に
は犬の死骸はおろか血痕まで
消えているのだ・・・
という話で、作者が読者を飽
きさせないよう目まぐるしく
物語がすすみ楽しいです。
西条八十の作品のなかでも復
刊する価値の在る作品の一つ
です(2003/01/09)