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レビュー

  • 小林カツ代の楽々ケーキづくり -常識を変えた新テクニック

    小林カツ代

    タイトル通りの「楽々テクニックと分かりやすい図解」

    懐かしいですね。
    実はまだ私の手元にあります。
    特徴としては、(当時としては)シンプルな方法とそれをさらに解り易く解説するための工程図でしょう。

    小林カツ代さんは、ご自身がお忙しい子育て時代の真っ盛りに、それでも「私のチビたちのために作ってやりたい!」(原文ママ)という思いからケーキ作りを始められたそうです。
    そして、この本は当時(初版は昭和57年12月25日発行)ケーキ作りの常識とされていた方法を「必ずしもそのやり方に固執しなくてもできるのでは?」と考え考案されたレシピ集です。ですから、私たちの脳裏にある彼女のあの大らかさそのままに「チャッチャッチャーとやっちゃおう」でできる「らくらく法」で「私はお菓子の天才か!?」(「」内原文ママ)てというケーキが掲載されているのです。
    本後半には、果物を豊富に使ったケーキやデコレーションを施す豪華なケーキ、またヨーグルトとチーズ主体のケーキやネーミングも材料もちょっと愉快なケーキなど、簡単なケーキ以外の発展編も載っています。

    実はこの本には写真は一切ありません。しかし、作る途中の手元を写した写真の代わりに、どの材料にどの材料を混ぜるのかといった行程が、コンパクトにまとめられ矢印を用いて図で表してあります。これが非常にシンプルで分かりやすい。お菓子作りは化学と同じで、正しい分量で正しい手順で作ることから始まると聞いたことがあります。カツ代さんのこの図解にはこの考えに近い姿勢を感じます。ご本人は「教室ではスイスイできたことが、本に図解で表すとなると、ほんとに苦労しました」と記されていますが、お陰で私たちはひと目で行程が分かり、ストレスなく作ることができるわけです。

    長くなりましたが、ぜひこの本をお手にとり、ユニークな彼女のお菓子作りを体験していただきたいと思います。(2015/04/07)

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