つやさんさんのページ 復刊リクエスト投票 「対話 微分積分学」 数学解析へのいざない 【著者】笠原 晧司 数学書の記述が、定義、定理、補題、例、問題の羅列に見えるときがある そんな本の微分積分を独学で習得しようとすると、いろんなところでつまづいたり停まったりすることが多い この本は、初心者が疑問に思うことをある程度登場人物に語らせながら解消すると同時に、迷路のような森から、ふと微分積分の体系を垣間見せてくれる 問題に対する解答が載っているのも初心者には救いとなる 対話式だけど内容は決して薄くなく、基本をおさえてある 是非復刊を望む(2019/02/13) 連続群論入門 【著者】山内恭彦、杉浦光夫 リー群や位相群の勉強をするとき、初等的な具体例の知識に乏しく、挫折する事があった。そんなとき、この本を参考に読み進めると、抽象論がより記憶に残りやすくなった。また、この本を読んで、球関数など特殊関数を真剣に勉強した。少ないページ数で示唆する事が多い本です。(2018/01/20) 数論講義 【著者】J.-P.セール (著), 彌永 健一 (翻訳) 大学時代に、フランス語版を1年かけて読んだ記憶が。 当時は、有限体、初等整数論、付値、ゼータ関数、保型形式などを理解するための基礎知識そのものが根付いておらず、深く理解できずに苦労した思いがある。 もし今読むとしたら、リーマン面と楕円関数を復習しながら、整理して読むと、志村理論など、20世紀の数論へより近づくことができると思う。 これを独習できて、内容を整理する事ができたら、研究者への最初の準備ができたと言える。 是非とも、今の時代に書かれることの無い名著復刊を希望します。(2018/01/18)
復刊リクエスト投票
「対話 微分積分学」 数学解析へのいざない
【著者】笠原 晧司
そんな本の微分積分を独学で習得しようとすると、いろんなところでつまづいたり停まったりすることが多い
この本は、初心者が疑問に思うことをある程度登場人物に語らせながら解消すると同時に、迷路のような森から、ふと微分積分の体系を垣間見せてくれる
問題に対する解答が載っているのも初心者には救いとなる
対話式だけど内容は決して薄くなく、基本をおさえてある
是非復刊を望む(2019/02/13)
連続群論入門
【著者】山内恭彦、杉浦光夫
数論講義
【著者】J.-P.セール (著), 彌永 健一 (翻訳)
当時は、有限体、初等整数論、付値、ゼータ関数、保型形式などを理解するための基礎知識そのものが根付いておらず、深く理解できずに苦労した思いがある。
もし今読むとしたら、リーマン面と楕円関数を復習しながら、整理して読むと、志村理論など、20世紀の数論へより近づくことができると思う。
これを独習できて、内容を整理する事ができたら、研究者への最初の準備ができたと言える。
是非とも、今の時代に書かれることの無い名著復刊を希望します。(2018/01/18)