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• 金色の髪のお姫さま チェコの昔話集

  【著者】カレル・ヤロミール・エルベン

  グリム童話などと似ていながら、ちょっと違った深い味わいが
  あって、手元に置きたい本なのです。
  
  最初の話の、「火の鳥とキツネのリシカ」に出てくる、
  火の鳥のイメージが鮮烈です。
  また、「この世に死があってよかった」という話では
  大人でも（大人こそ）考えさせられます。
  
  チェコ本国では、刊行後200年経った今も愛読されている
  そうです。
  
  絵がまた素晴らしく、息をのむような美しさです。
  どこか、ミュシャの絵を思い出させます。(2019/02/11)