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• 超函数の理論

  【著者】L．シュワルツ

  超関数について勉強しようと思い、大学の図書館や書店に置いてある本をいくつか見てみたが、この本が一番分かりやすそうだった。それは各章の初めに「その章で何をしようとしているのか」と「各セクションごとの概要」が簡単に書かれており、モチベーションがある程度分かるので、そこで登場する概念や定理などをあまり抵抗なく受け入れていけるのではないだろうかと思ったからである。このように、モチベーションをはっきり提示しようとしてくれる数学書は少ないのでこの本は貴重であると思うし、ぜひ復刊して欲しい(2018/02/08)